2022.12.26
本校では12月23日に2学期終業礼拝を行い、その後クリスマス礼拝を海のホールで行いました。
毎年行われているクリスマス礼拝ですが、今年もさまざまなプログラムを通じイエス・キリストのご誕生をお祝いしました。
今回はそのクリスマス礼拝で行われた聖劇をご紹介します。
聖劇は毎年有志の生徒が「クリスマス」にまつわる劇を演じています。
今年の劇のタイトルは「聖夜の訪問者」でした。
星新一の「ある夜の出来事」をベースにした、とあるクリスマスイブの物語です。
恋人に別れを告げられ寂しがっている青年の元に、サンタクロースとトナカイが訪れ「クリスマスプレゼントとして何かひとつ願いをかなえてあげる」と言います。
しかし、青年はそのプレゼントを受け取らず、代わりに近所の病気の少女のところに行ってあげてくださいと頼みます。
しかし、少女もまた、自分よりも近所の金貸しの方がそのプレゼントが必要だと言って受け取りません。
サンタクロース一向は、次々にいろいろな人に出会っていって、そして…。
この聖劇では普段私たちが気が付くことが難しい「他者への・他者からの愛情」がこの聖劇からは多く伝わってきました。
「自分だけでなく隣人を愛すること」をイエス様は行っており、私たちにも教えてくださっているのだと改めて実感することができました。
この聖劇は演者だけでなく音響や照明などといった全ての役割を生徒自身で担当しました。
この日のために放課後毎日のように練習を重ねてきた成果が十二分に発揮されたかと思います。
またこのクリスマス礼拝のゲストスピーカーとして、福岡市から油山シャローム教会の横田法路牧師がお越し下さり、
“クリスマスー神の「愛してる」” と題して、心に沁みるメッセージをして下さいました。
この他にも音楽科による賛美歌、ハンドベル部の演奏など生徒がさまざまな形でクリスマス礼拝に携わってくれました。
全校生徒でイエス・キリストのご誕生をお祝いできたことを改めて感謝したいと思います。
メリークリスマス!
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