本校の音楽科にはジャンルを問わず音楽を愛する人が学んでいます。
クラシックだけと思っている人、そんなことはありません。
梅光の音楽科は、音楽を愛する全ての人を歓迎します。歌や楽器が好きなら音楽科を考えてみませんか?
● ソルフェージュ ● 音楽理論
どんなジャンル、どんな楽器を専攻するとしても、音楽そのものを味わい、また演奏するには基礎を固めることが重要です。
ソルフェージュは音楽の大前提。これを高Ⅰから始め、高Ⅲまで徹底的にやっていくのが梅光流。3年間続けるのはこの他「音楽理論」です。
● 広がる音楽の世界
高Ⅱになると、音楽専科の科目が一気に増えます。器楽、演奏研究で自分の専攻する楽器演奏の技能を高めます。
また、声楽で音楽性を磨き、アンサンブルで合奏の素晴らしさに目覚め、音の響き合いを求めて成長します。
こうして一気に各人の音楽の世界が広がります。
● 細やかな個別指導
高Ⅲになると大学進学が焦点になります。
本校の場合、音大といっても様々な大学を志望する生徒がいるのが特徴です。
それら別々の進路先一つひとつに合わせた個別の対応をして、最後まで伴走するのが本校音楽科の強みです。
音楽関係の進学指導に関して、数々の経験と実績を持つ音楽科にお任せください。
楽譜を読むことをメインに学ぶ訓練のこと(読譜訓練や聴音など)
●音楽大学教授陣による特別講座 (ピアノ、声楽等の実技レッスン、ソルフェージュなど)
●音楽大学への訪問
梅光学院中学校・高等学校 校歌
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音楽科生の第一志望大学への合格率は毎年ほぼ100%です。本校音楽科では、全国のさまざまな音楽大学から特別に指定校推薦枠をいただいています。近年では、器楽科・声楽科・作曲科・音楽教育科・音楽療法科・ミュージカル科・幼児教育科など生徒一人ひとりが、自分自身の将来の夢へ直結する多様な学科への進学を果たしています。
桐朋学園大学/エリザベト音楽大学/国立音楽大学/武蔵野音楽大学/フェリス女学院大学/神戸女学院大学/作陽音楽大学/大阪音楽大学 ほか多数
2016年2月、「協定書」を締結。
本校からエリザベト音楽大学へ進学し、同大学を卒業した学生たちは、音楽や教育の世界へと進み、各分野で活躍しています。
●キャンパス見学・公開授業参加へ無料送迎バス
●大学授業・講師が本校へ来校し、梅光生へ指導
東京藝術大学、京都市立芸術大学、エリザベト音楽大学、広島大学、福岡教育大学、東京音楽大学、愛知県立芸術大学、沖縄県立芸術大学、国立音楽大学、東京学芸大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学 ほか
音楽科に来る生徒は多様です。クラシック音楽を幼い頃からやってきた人、ミュージカルが好きな人、クラシック以外の音楽ジャンルが好きな人など。
梅光の音楽科は音楽を愛する全ての人を歓迎します。
(1)ソルフェージュ/これは音楽大学の入試に必須なだけでなく音楽に携わるすべての人にとって基本の技能です。
(2)ピアノ/専攻の者も、専攻が他の楽器であっても、これが音楽をやる上で基本的な技能となり、また音楽性を向上させるための大切な要素となります。
(3)歌(声楽)/これも音楽を行う者全てにとって基本となる技能です。
多くの場合、音楽科の生徒は学校外で個人もしくは集団で指導を受けている「レッスン・ティーチャー」がいます。
本校では、このようなレッスン・ティーチャーのレッスンの方針や内容を尊重しながらも、本校の教育方針に従って、本校の教員が指導いたします。
毎年6月に、創立記念の一環として定期演奏会を行い、生徒たちの発表の場としています。ソロ(独奏・独唱)、アンサンブル、また、音楽科生全員による合唱を披露、現在活躍中の卒業生を招いてのゲスト演奏も行います。この演奏会を経験することで、それぞれが音楽的にも大きく成長しています。
音楽大学の教授や演奏家を講師に迎え、ピアノ、声楽、弦楽器、管楽器、ミュージカルなどの公開レッスンを年に数回行っています。
個人レッスンとは異なる指導を受けることで、自分の技術や知識を新たに見つめ直し、掘り下げていく良い機会となっています。
子どもの頃から音楽が大好きで、梅光のオープンスクールに参加したことが入学のきっかけ。音楽科の先生が一人ひとりの個性を大切にしたレッスンをしていたことが印象的でした。
これまでの学校生活で一番の思い出は、高Ⅰの定期演奏会です。ピアノ2台を4人で演奏する「2台8手」で、息を合わせることなどに苦労しながら成功させたことは貴重な経験になりました。
私はピアノが好きで入学しましたが、梅光で同じ夢をもつ仲間と出会い、登下校中や休み時間に大好きな音楽について話すうちに、ピアノだけではなく、音楽がもっともっと好きになりました。
梅光には「人の心に響かせる」ための技術を教えてくれて、大学進学の先まで考えてくれる先生がいます。演奏家や伴奏者、指導者などの多様な選択肢の中から、進む道を考えていきたいです。高校Ⅲ年生(北九州市立花尾中学校出身)
私が梅光を選んだ理由は、県内で唯一の音楽科がある高校だったからです。もっと音楽の勉強をしたくてここに入りました。
実際に梅光に入学してからは、音楽の専門的な勉強ができて、とても有意義な時間を過ごすことができているなと感じています。実技の試験の時は、沢山練習して、友人の演奏を聴いて刺激を受けています。
梅光での一番の思い出は、1年生の時の定期演奏会です。初めての定期演奏会で、他学年の先輩とトリオを組み、中々上手くいかないこともありましたが、本番では今までのどの演奏より上手に弾けて大成功を収めることができました。苦労も多かったですが、やり遂げることができて自分の成長に繋がりました。2024年3月卒業(宇部市立常盤中学校出身)
地元の広島県から知り合いが一人もいない状態の入学となり、不安でいっぱいでした。ですが、先生方やクラスメイトがとてもフレンドリーで優しい人たちばかりだったので、すぐ馴染むことができました。
音楽科では専門的な教えを受け、実技にも集中できたため、「第75回全日本学生音楽コンクール北九州大会ピアノ部門高校の部 第1位」受賞をはじめとし、様々な大会で受賞することができました。
梅光では英検なども、気軽に受けることができます。ぜひ色んなことに挑戦し、多くの経験をしてください。2022年3月卒業(東広島市立八本松小学校出身)
川本 大記さん
僕の夢は演奏家になること、また音楽の指導者になることです。夢を叶えるために、中国地区唯一の音楽科設置校の梅光に入学しました。また、音楽の都・ウィーンでの研修があることも入学の決め手となりました。初めての音楽科の定期演奏会では、先輩方の素晴らしい演奏と、音楽科全員での合唱が心に残っています。
先生方も自らの進路にあった指導をしてくださるので、将来の夢を叶えたい人はぜひ梅光に入学してほしいです。2021年3月卒業(下関市立長成中学校出身)
波田 賢門さん
演奏家、作曲家、ミュージカル女優、音楽療法士、小中学校や高等学校教諭、幼稚園教諭、ピアノ・エレクトーン講師、音楽教室教師など、多方面で活躍しています。