音楽科
Music department

高等学校教育「音楽科」梅光の音楽科で音楽をもっと愛そう!

山口県内唯一
高等学校教育「音楽科」

梅光の音楽科で音楽をもっと愛そう!

音楽科では3年間を通して、専門科目としてソルフェージュ(音楽基礎教育一般)・音楽理論(楽式・楽典)・作曲・音楽史・アンサンブル・演奏研究・合唱を基礎から学び、音楽への興味の幅を広げています。

教育目的

音楽を通じて建学の精神を達成する。強く柔軟な心を育み、新しい世界を切り拓く志を持ち、 他者のために生きていく人生を歩む人を育てること。

教育目標

生徒一人ひとりが自分の進路を見つけ、その進路を実現すること。
※音大でもそうでなくても、進路を一緒に考え、実現のサポートをします。

募集方針

音楽科に来る生徒は多様です。クラシック音楽を幼い頃からやってきた人、ミュージカルが好きな人、クラシック以外の音楽ジャンルが好きな人など。
梅光の音楽科は音楽を愛する全ての人を歓迎します。

音楽科にはどのような生徒が入学してきていますか?
現在、高校の音楽科には20名の生徒が在籍しています。内訳をみるとピアノ専攻9名 声楽専攻8名 管楽器(トランペット)2名、弦楽器(チェロ)1名となっています。
生徒達は音楽に興味を持ち、将来何らかの形で音楽に携わりたい!との思いを持っています。どのような楽器でも、どんな音楽への携わり方でも大丈夫です。
あなたの「好き」を活かしてみませんか?
どのくらい演奏できればよいですか?
多少の演奏経験は必要となります。しかし、専門の先生(ピアノ、声楽、ヴァイオリン、フルートなど)のもとで学んできた生徒ばかりではありません。
吹奏楽部での経験のある人、または中学校では部活や勉強のため音楽から少し遠ざかっていた人もいます。「いまのレベルで大丈夫なの?」「どのくらいのレベルを求められるの?」など不安な方もたくさんいます。
そのような方々を含め、音楽科への入学を少しでも考えている皆様のために音楽科では年2回、受験講習会を開催していますので、ぜひご参加ください。

指導方針

①音楽の基礎訓練を行う

(1)ソルフェージュ/これは音楽大学の入試に必須なだけでなく音楽に携わるすべての人にとって基本の技能です。
(2)ピアノ/専攻の者も、専攻が他の楽器であっても、これが音楽をやる上で基本的な技能となり、また音楽性を向上させるための大切な要素となります。
(3)歌(声楽)/これも音楽を行う者全てにとって基本となる技能です。

②器楽の指導、声楽の指導、その他本校における音楽に関する指導は全て本校の教員が行う

多くの場合、音楽科の生徒は学校外で個人もしくは集団で指導を受けている「レッスン・ティーチャー」がいます。
本校では、このようなレッスン・ティーチャーのレッスンの方針や内容を尊重しながらも、本校の教育方針に従って、本校の教員が指導いたします。

公開レッスン

音楽大学の教授、演奏家などを講師に迎え、ピアノ・声楽・弦楽器・管楽器などの公開レッスンを実施。個人レッスンと異なる指導で、自分の技術や知識を見つめ直し、掘り下げていく機会となるでしょう。

2022年度の音楽科講座

●東京藝術大学教授陣による特別講座
-器楽科教授による特別講座(ピアノ実技、ソルフェージュ、初見視奏など)を7月に実施予定
-声楽科教授による特別講座(声楽実技レッスン、アンサンブルなど)を11月に実施予定

●武蔵野音楽大学教授陣による個人レッスン特別講座
ピアノ、声楽、管弦楽器を6月、12月に実施予定

発表の機会
音楽科の発表の機会♪ ●定期演奏会●卒業演奏会●演奏研究、アンサンブル授業 授業の最後に、コンサートをします。 自分の技術を、みんなの前で披露できる良い機会です!

●定期演奏会
7月に、創立記念の一環として定期演奏会を行っています。ソロ(独奏・独唱)、アンサンブル、音楽科生徒全員での合唱、卒業生の演奏などを通じ、音楽的にも大きく成長していきます。

●卒業演奏会
教授による特別講座を7月、11月に実施予定

●演奏研究、アンサンブル授業
授業の最後に、自主企画コンサートをしています

音楽科の生徒の主な受賞歴(近年)

  • 第1回ラフマニノフ国際ピアノコンクールJAPAN
     ◆F部門(15歳~17歳 高校生) 【第1位】
     ◆グランプリ受賞
     ◆ロシア音楽賞受賞
     ◆カツァラヴァ賞受賞
     ◆ANA特別賞受賞
  • 第十八回ありあけジュニアピアノコンクールAコース
     ◆グランプリ
  • 第18回ありあけジュニアピアノコンクール高校生の部
     ◆第1位 グランプリ
  • 第5回ベートーヴェン国際ピアノコンクールアジア九州予選
     ◆最優秀賞 全国大会出場
  • 中国ユース音楽コンクール ◆奨励賞
  • 九州・山口ジュニアコンクール ◆最優秀賞
  • 第38回中国ユース音楽コンクール ◆奨励賞
  • 第75回全日本学生音楽コンクール
     ◆北九州大会ピアノ部門高校の部 第1位
梅光生の1日をのぞいてみよう!              

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在学中の主な行事

定期演奏会

毎年6月に、創立記念の一環として定期演奏会を行い、生徒たちの発表の場としています。ソロ(独奏・独唱)、アンサンブル、また、音楽科生全員による合唱を披露、現在活躍中の卒業生を招いてのゲスト演奏も行います。この演奏会を経験することで、それぞれが音楽的にも大きく成長しています。

公開レッスン

音楽大学の教授や演奏家を講師に迎え、ピアノ、声楽、弦楽器、管楽器、ミュージカルなどの公開レッスンを年に数回行っています。
個人レッスンとは異なる指導を受けることで、自分の技術や知識を新たに見つめ直し、掘り下げていく良い機会となっています。

音楽科・修学旅行

芸術の都ウィーンへ行きます(隔年実施)。
市内観光や現地の超一流ホール見学や演奏、オペラ鑑賞、音楽大学でのレッスン、音楽をともに学ぶ現地生徒たちとの交流会など、外国文化に触れながら芸術への感性をより一層高める貴重な旅となっています。

卒業後の進路状況

音楽科生の第一志望大学への合格率は毎年ほぼ100%です。本校音楽科では、全国のさまざまな音楽大学から特別に指定校推薦枠をいただいています。近年では、器楽科・声楽科・作曲科・音楽教育科・音楽療法科・ミュージカル科・幼児教育科など生徒一人ひとりが、自分自身の将来の夢へ直結する多様な学科への進学を果たしています。

主な進学実績

東京藝術大学、広島大学、愛知県立芸術大学、東京学芸大学、京都市立芸術大学、福岡教育大学、桐朋学園大学、東京音楽大学、国立音楽大学、武蔵野音楽大学、フェリス女学院大学、大阪音楽大学、同志社女子大学、エリザベト音楽大学、宝塚音楽学校、ウィーン留学 ほか多数

主な指定校推薦枠

桐朋学園大学、国立音楽大学、武蔵野音楽大学、フェリス女学院大学、大阪音楽大学、同志社女子大学 ほか多数

エリザベト音楽大学

2016年2月、「協定書」を締結。
本校からエリザベト音楽大学へ進学し、同大学を卒業した学生たちは、音楽や教育の世界へと進み、各分野で活躍しています。

梅光生のメリット

●進学する梅光生へ奨学金が与えられる
●キャンパス見学・公開授業参加へ無料送迎バス
●大学授業・講師が本校へ来校し、梅光生へ指導

VOICE
演奏会をやり遂げることができ、
自信につながりました

私が梅光を選んだ理由は、県内で唯一の音楽科がある高校だったからです。もっと音楽の勉強をしたくてここに入りました。
実際に梅光に入学してからは、音楽の専門的な勉強ができて、とても有意義な時間を過ごすことができているなと感じています。実技の試験の時は、沢山練習して、友人の演奏を聴いて刺激を受けています。
梅光での一番の思い出は、1年生の時の定期演奏会です。初めての定期演奏会で、他学年の先輩とトリオを組み、中々上手くいかないこともありましたが、本番では今までのどの演奏より上手に弾けて大成功を収めることができました。苦労も多かったですが、やり遂げることができて自分の成長に繋がりました。高校Ⅱ年生(宇部市立常盤中学校出身)

VOICE
桐朋学園大学 音楽学部 音楽学科 ピアノ専攻

地元の広島県から知り合いが一人もいない状態の入学となり、不安でいっぱいでした。ですが、先生方やクラスメイトがとてもフレンドリーで優しい人たちばかりだったので、すぐ馴染むことができました。
音楽科では専門的な教えを受け、実技にも集中できたため、「第75回全日本学生音楽コンクール北九州大会ピアノ部門高校の部 第1位」受賞をはじめとし、様々な大会で受賞することができました。
梅光では英検なども、気軽に受けることができます。ぜひ色んなことに挑戦し、多くの経験をしてください。2022年3月卒業(東広島市立八本松小学校出身)
川本 大記さん

VOICE
夢の実現に向けて
丁寧な指導をしていただきました。

僕の夢は演奏家になること、また音楽の指導者になることです。夢を叶えるために、中国地区唯一の音楽科設置校の梅光に入学しました。また、音楽の都・ウィーンでの研修があることも入学の決め手となりました。初めての音楽科の定期演奏会では、先輩方の素晴らしい演奏と、音楽科全員での合唱が心に残っています。
先生方も自らの進路にあった指導をしてくださるので、将来の夢を叶えたい人はぜひ梅光に入学してほしいです。2021年3月卒業(下関市立長成中学校出身)
波田 賢門さん

● 音楽の道で輝く卒業生たちの職業

演奏家、作曲家、ミュージカル女優、音楽療法士、小中学校や高等学校教諭、幼稚園教諭、ピアノ・エレクトーン講師、音楽教室教師など、多方面で活躍しています。

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