「ドラマ・エデュケーション」とは、演劇的手法を使ったエクササイズや、即興の劇遊びを通して、コミュニケーション力・表現力・社会性などを養う教育プログラムです。ヨーロッパやアジアの多くの学校では正式科目となっており、その教育効果は世界的に認められています。一方、日本では、継続的に授業に取り入れている学校は全国で10にも満たないほどです。
本校では、中学校1年生から高校2年生まで、週に1回「演劇(ドラマ)」の授業を実施し、生徒が様々な場面で活躍できるよう、丁寧に、「生きる力」を育てていきます。
講師はピアニストの山根浩志、劇作家・演出家・俳優の大塚恵美子の2名です。
ドラマ・エデュケーションのキーワード例
【活動の様子】
● ステータス… 引いたトランプのカードの数が多いほど「ステータスの高い人」になり、他のチームの人に数字をあててもらえるようにポーズを考える。自分がまわりからどのように見えるか、俯瞰するためのレッスン。
(中2a)
● Big Trouble!… まずは、グループに分かれて、解決が難しそうな「困った事」を考え、シーンにする。次に、他のチームが考えたトラブルをどう解決するかを考え、演じる。
(高ⅠBM)
● もしも討論… ペットを飼うのなら、「絶対猫」「絶対犬」に分かれて意見を言い合う。本当はそうでなくても、その人の気持ちになって、思い切って意見をぶつける。
(高ⅠA)
● 創作創造… 既存の曲の歌詞の背後にある物語を想像し、新たにメロディをつけて歌う。また、テーマに沿って、歌詞や曲を創る。クリエイティブな協働体験。
(高ⅡA)
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