現在高Ⅰでは漢文を勉強しています。
故事成語『漁夫之利』『狐借虎威』や史伝、漢詩を学んでいる最中です。
「返り点」や「置字」など漢文ならではの文法が登場し、生徒は失敗を繰り返しながらも楽しく取り組んでいます。
最近では、先に課題を終えた生徒が他の友達にアドバイスしている姿がよく見られます。
この写真は音読の練習の風景です。
マスクしながらの練習ですがしっかり取り組んでおり、ほとんどの生徒がスラスラ読めるようになりました。
生徒と一緒に漢文を通じ漢字の様々な意味や言葉の面白さに触れていきたいと思います。
また、漢文で扱った「春暁」と「静夜思」の中で押韻も学びました。
押韻は漢字を音読みした時に気付けますが、それを知ってもらうべく現代の中国語ではどうなのかをみんなで見てみました。
音読みは中国で使われていた音が基本になっているので、日本の漢字音と音が近いものも多くあり楽しく学べました。