国際学部国際言語文化学科
国際学部の学びでは、身近な課題から世界的な課題まで、私たちが直面する課題とは何であり、それに対してどうすべきかを各人が考え抜き、それを発表し合い、互いの考えの違いによってさらに自分の考えを深めるように仕組まれています。さらに、課題を抱える現場に自ら参入して、「現場」で自らの考えを試し、現実の課題がはらむ複雑さや困難さを経験し、卒業後実社会で活躍する素地を鍛えます。国や地域による人々のあり方、考え方(=文化)の相違を、留学をはじめとする各種の授業やプログラムで実際に体験しながら学びます。国際学部全体を通して複数言語を「用いる」ことができるようになることを目指します。
こうした学びを実現するために、本学入学までに高等学校までで習得すべき基本的な「知識・教養・技能」や「思考力・判断力・表現力」が十分身についていることが求められます。さらに本学での学びのあらゆる場面で「主体性・対話性・協働性」が重視されます。こうした姿勢が本学入学までに備わっていることが望まれます。
子ども学部子ども未来学科
子ども学部の学びでは、グローバル化・人工知能の進化・超高齢化・人口減少など、社会の加速度的な変化を受け止め、予測不可能な社会を生き抜く「資質・能力」を育む保育や福祉、教育の在り方を多面的・多角的に学んでいきます。さらに、1年次より保育・福祉・教育の現場に入り、乳幼児・児童とふれあい、現場で働く人、現場を支える人とのかかわりを通して、現実の課題を見つめ、自分自身をどう成長させていけばよいかを考え、実践力を身に付けていきます。目指すのは、柔軟に、力強く、そして、何よりも「子ども」を中心に置いて社会を考えることができる人材です。
こうした学びを実現するためにも、高校生までの<基本的な教科内容>を身に付けておくこととともに、教科学習・探究学習・特別活動を通して得られる<他者を尊重し、謙虚に、かつ、アグレッシブに学ぶ姿勢>が求められます。また、音楽・芸術・家庭・保健体育などの技能を高めておくことが望まれます。