芸術的なイベントに参加しました！【韓国語コースレポート part33】

釜山にある霊山大学に留学している3年生です。11月に入り急激に冷え、ロングペディンが必要な時期になりました。今回は私の通っている霊山大学美容芸術学科が11月末にイベントを開催したので紹介します。

このイベントは、ビューティー・ファッション産業のトレンドを把握するために開催されました。１日目は作家展及びホームカミングが行われました。展示物はヘアーメイク衣装などを施した20点以上の作品が展示されており、どれも素晴らしいものでした。ホームカミングでは、美容芸術の関係者による祝辞と祝いの舞台が行われました。舞台では1人の男性が現代舞踊を披露した後、2人の学生によってヘアーメイクが行われ、短時間で髪色とメイクを変え、初めに踊った踊りと異なる踊りを披露し、客席に感動を与えていました。

２日目はビューティーコンテストが行われました。コンテストは9チームが参加し、主にファッションショーを披露したチームと演劇を披露したチームに分かれました。ファッションショーのテーマは「世界の伝統衣装」「西洋」「韓国の世代別ファッション」など、チームによって演出なども異なって面白かったです。演劇を披露したチームで印象的だった舞台は「森」をテーマにしたチームでした。大気汚染の地球をイメージした方や、それとは対照的に綺麗な地球をイメージした方、水の妖精、木の妖精などが登場し、地球温暖化を表現していました。観客席からはメイクなどが見えにくいこともあるのですが、このチームはバックスクリーンでデザイン画を映しており、衣装やメイクへのこだわりも見えました。

そして今回のコンテストで最優秀賞に選ばれたチームは「ペルソナ」をテーマに発表したチームでした。まず、スクリーンで映画のような映像が流れ「今日のあなたは誰になりますか」という問いから舞台が始まりました。舞台では「医者」「学校の先生」「メイクアップアーティスト」「アイドル」の姿を披露した後に「どれも違う」と発言し、レディーガガのBorn This Wayを踊り、自分らしく生きようというメッセージを観客に送りました。

今回初めて学科のイベントに参加してみて、ビューティー・ファッションを通した芸術に触れることができました。ただ技術があるだけではなく知識、分析、センスが1つになって作品が出来ていると感じ、現在美容を学んでいる身として刺激になりました。留学生活も残り1か月となりましたが、最後まで学べることを吸収して日本に戻りたいと思います。  

※学生レポートは、一部補足・修正を加えています。