REPORT

文化体験をしてきました!留学レポート第4弾

啓明大学では、文化の違いを感じる体験することができました。
南ソウル大学では中間試験が終了し次のステップにむけて頑張っています。

前回に続き、学生たちの留学レポート(第3弾/11月末提出)をご紹介します(学生レポートは一部補足・修正を加えております)。

慣れてきた寮生活(啓明5班)

●交換留学生

 留学生活が始まり3ヶ月が経ち、寮生活も残りあと1ヶ月を切りました。私のルームメイトはインドネシア人で、お互いの国の食べ物を交換したり、一緒に韓国の曲を聴くなどして仲良く過ごしています。설날(韓国のお盆)の時には漢方、ハロウィンの時にはクッキー、勉強をしている時には野菜ジュースなど、ルームメイトはよくプレゼントをしてくれました。また、お互いに電話をすることが好きだったため、電話相手とも挨拶を交わしてインドネシア語、日本語を教え合う場面もありました。とても充実していますが、ルームメイトと生活リズムが違ったため、朝のアラームや電気をつけるタイミングなど気を遣うこともありました。しかし、ルームメイトとも話し合い、今ではお互い楽に生活できています。また、共有の冷蔵庫には乳製品と飲み物しか入れられないというルールが一番大変でした。食のバランスを考えて、今では野菜ジュースやビタミン等のサプリを飲んだり、定期的に野菜の多いものを食べに行ったりするなどして、対応しています。また、寮の玄関前に大きな鏡があるのでそこで友達と一緒に写真を撮ったり、普段は寮の前にあるCU(韓国のコンビニ)の休憩スペースで、友達と一緒にご飯を食べたり、お菓子パーティーをしたり、Teamsの会議に一緒に参加するなどして過ごしています。

●現地学期生

【学生A】

 ルームメイトが同じ梅光生なので、一緒にペダル(配達)を頼んで食べたりし、楽しく過ごしています。試験前には寮にある学習室を利用したり、時間のある時は友達と休憩室に集まって話したりしています。最初は不慣れだと思っていた生活もかなり適応し、今では楽しく過ごしています。

【学生B】

 私は朝、語学堂に行き、夕方頃に寮に帰るため、基本的に寮にいる時間が少ないですが、夜は友達とペダル(配達)を頼み、一緒にご飯を食べたりしています。また、韓国での寮生活では、不慣れに感じることもあり、例えば、各階にあるシャワーの数が少ないことだったり、トイレの使用方法が日本と違うことなどがありました。最近では不慣れだった寮生活にもだんだん慣れてきて、楽しく生活しています。

【学生C】
 初めての寮生活ということもあり、戸惑うこともありましたが、今では寮生活にも慣れ、友達と楽しく生活しています。普段は部屋でご飯を食べ、時には外食したり、友達と一緒にペダル(配達)を頼み、休憩室でテレビを見ながら楽しくご飯を食べたりしています。テスト期間中、部屋で集中して勉強できない時はカフェに行ったり、夜は休憩室で勉強したりもします。また、シャワー室や洗濯機の数が限られているため、空いている時間や早朝に洗濯をして、他の寮生と時間が被らないよう調整し、友達や家族と電話するときは休憩室に行くなど、ルームメイトのことを考えて行動するようにもしています。残り少ない留学・寮生活も、思う存分楽しみ、有意義なものにしていきたいと思います。

 

新しい出会い(啓明6班)

 私たちは留学中に参加した文化プログラム、バディ活動について話していきたいと思います。11月5日、世界遺産に登録された韓国の儒教書版を体験するプログラムに参加するため、韓国の日本学専攻の学生と一緒に韓国南東部・慶尚北道の安東市に行ってきました。安東は1000ウォン札に描かれている朝鮮王朝時代を代表する儒学者、李滉の故郷で、儒教の中心であったこと、歴史的観光地が多いことで知られています。解説をして頂きながら、昔の人々が勉強をしていた陶山書院や博物館などを回りました。韓国語で解説を聞くのは難しかったですが、韓国人の友達が隣で教えてくれたので、理解をしながら聞くことができました。また、他にも古書を作る体験をしたり、綺麗な景色を見たりして、韓国の歴史に触れることのできる貴重な経験になりました。また、学生だけでなく教授も私たちにたくさん声を掛けてくださりました。私たちを歓迎し、親しくしたいと思っている人達がいることが実感できたので、とても嬉しかったです。

 私は啓明大学で10月19日に開催された말하기 대회(スピーチ大会)に参加しました。今年はオンライン開催だったこともあり小規模で行われました。語学堂や学科の授業の隙間時間に、自分で原稿を考えたり、パワーポイントを作ったりするのは大変でしたが、語学堂の先生方に助けてもらったり、韓国人の友達が発音の練習に付き合ってくれたおかげもあり、本番では最優秀賞を頂くことが出来ました。他にも、韓国の大学の日本語文学専攻でUCCという行事があり、その行事で動画を撮って賞を貰えたら、一緒に焼き肉を食べに行こうとバディが誘ってくれました。日本人3人と初対面の韓国人学生と市内に出かけ、お互い拙い韓国語・日本語で会話をしながら動画を撮影したり、日本語字幕を付けたりして何度も集まりました。字幕を付ける際には、普段韓国人が使う言い回しなどを工夫しながら日本語で表現し、とても勉強になりました。まだ結果が出ていないので楽しみです。

 9月11日には보자기(ポジャギ)・제기차기(チェギチャギ)・투호(トゥホ)の3つの文化体験をしました。보자기とは昔韓国で、物を包んで持ち歩くことが出来るように作られた布のことで、最近では布を使い様々な結び方で物を包むことで芸術的価値を持っています。3種類の包み方を学んだのですが、丁寧にしないとシワができてしまい、とても不器用な私には細かい作業など本当に難しかったです。제기차기は제기という器具を足で蹴って落とさずに誰がたくさん蹴る事が出来るのか競い、투호は瓶を一定の距離に置き、その中に矢を入れてその個数や点数で勝負します。2つとも韓国の伝統的な遊びです。どちらとも知っている遊びでしたが、제기차기はいくら練習してもうまくいかずとても難しかったです。투호はコツを掴めば何個も矢を入れることができました。

 今回보자기、제기차기、투호を体験するにあたって、初めにそれぞれの歴史を学んでから、体験したことで、韓国ならではの文化をより深く知ることが出来ました。そして、今回の文化体験の行事を通して、韓国人学生と交流することが出来ました。留学前は韓国の大学に通うことで、韓国人学生との交流が多くあると思っていました。しかし、実際留学すると思っていたほど韓国人学生との関わりがなく、初めは驚きました。語学堂にはもちろん韓国人学生はおらず、他国の学生と共に勉強しています。語学堂と別に学科の授業も受講していますが、学科の授業は梅光生のみのため、学校生活で韓国人学生と関わる機会はありません。そのため、今回の文化体験行事を通して、韓国人学生と関わることができことは、本当に貴重で、いい思い出になりました。

 

 

残り1か月の韓国留学(南ソウル6班)

 不安と希望を抱いて韓国に渡った8月から早くも残り1か月の留学生活となりました。この3か月間は今まで感じた事のない速さで過ぎ去っていきました。初めて感じる不安な感情、不慣れながらも一生懸命やり遂げ、学校生活を通して新しい自分で新鮮な毎日を過ごすことが出来ています。留学に来たものの、10月までオンライン授業が実施されており、韓国に居ながらも自分なりに工夫して勉学に取り組まなければいけませんでした。今まで当たり前に与えられていた、学べる環境を異国の地で工夫していくのはとても困難で始めは戸惑いました。しかし、自分なりに一生懸命考え、オンライン授業の中でも有意義に学ぶために、私は韓国人学生に同じ学科の学生を沢山紹介してほしいと頼みました。一緒にカフェで授業を受けるなど、良い勉強環境を作ることができたため、自分にプラスになるような充実した学習が出来たと思います。

 また、中間試験が終わって対面授業に切り替わり、私はとても緊張しながら教室に向かいました。教室に留学生は私しかいなかったため、このままでは教授の目に留まらないと思い、勇気を出し1人で1番前の席に座りました。このことに気づいてくださった教授が気遣ってくださり、私の理解のペースを気にかけながら授業を進めてくださいました。この出来事から、オンライン授業より、より一層努力をしないといけない対面授業も自分から勇気を出して行動することで、勉強のしやすい環境を作る大切さを実感することが出来ました。自分なりに工夫しながら学ぶ環境を作っていくのもコロナ禍でしか体験できない経験だと私は思います。ここまで突っ走って頑張ってきた留学生活も残り1か月となりました。あと1か月を人生の一生ものにするために努力していきたいです。

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