REPORT

韓国語で体験授業!留学レポート第3弾

学生たちが韓国語で色々な体験をしてきました。その内容を一部ですがご紹介いたします。

前回に続き、学生たちの留学レポート(第3弾/10月末提出)をご紹介します(学生レポートは一部補足・修正を加えております)。

 

環境に適応していく(啓明4班)

 10月も終わりに近づき、留学生活開始からもう2ヶ月も経ちました。3年生は外国人留学生と同部屋になっているのですが、私の寮のルームメイトは、大学院に通うモンゴル人で、4人のお子さんがいます。入寮時に挨拶をした際、韓国語が流暢で安心しました。毎日の生活の中で頻繁に会話はしませんが、時々家族とのビデオ通話で挨拶をしたり、娘さんの宿題の解き方を一緒に考えたり、夜に話し込んだりしています。私より何倍も人生経験が豊富なので、考え方に余裕があり、私も広い心をもって人と関わりたいと思いました。

 一緒に生活する中で文化の違いを感じることもあります。モンゴルでは換気をよくするようで、換気をしないと息苦しいと話していました。最近は寒くなってきて、温度感覚の差も感じています。私は寒がりなのですが、彼女はそれほど寒くないと言います。彼女もモンゴルでは寒がりだと話していましたが、私との差は大きく、狭い部屋で一緒に生活していると少し困ることもあります。当初は、夜に窓を開けるととても寒かったのですが、今では暖かい服装をするようにしたり、時々、私も換気をするようにしたりして、お互いが不満を感じないように気を付けています。

 現地学生は他の現地学生と共同生活をしており、これまでに関わったことのない学生と関わるようになったという学生もいます。また、留学前に一人暮らしをしていた学生は、相手のことを考えて行動したり、お互い譲り合ったりするように心がけているそうです。寮生活では、シャワー室のソーシャルディスタンスや、冷蔵庫に入れるものは飲料かヨーグルトなどの規則を守りながら生活をしています。声が良く響く建物なので、テスト週間には「廊下や洗面所などの対話によりクレームが来た場合には罰点」という規則もありました。冷蔵庫は全階共同使用だったり、トイレットペーパーは持参しなければならないことだったり、大変なことが多くありましたが、気付けばこの環境にもかなり慣れてきていて、寮生活に適応してきているなと感じています。全く違う環境に自分を適応させることや、寮生活を通しての学びは、自分たちの成長につながっていると感じます。残りの2か月も、この生活に適応しながら有意義に過ごしていきたいです。

 

行動力で変えていく自分(南ソウル4班)

 来韓当初はあれだけ暑かったにも関わらず、すっかり秋も過ぎ去り、夜には4℃になるほど寒くなりました。留学生活にもずいぶん慣れ、気付けば残り半分となりました。前期にオンライン留学を経験していたこともあり、学校のシステムに動揺するような事はほとんどありませんでしたが、実際に現地に来て受ける授業は想像以上に緊張するものでした。多くの授業がオンラインで進む中、化粧品学製造実習という授業のみ対面で授業が行われています。この授業では班に分かれ、実際にアンプルやミスト、石鹸などを作って実習をしています。そして、市場に出回る化粧品に含まれる成分の種類や、その成分についての誤解や注意点などについて学ぶ授業です。

 1番最初の実習は石鹸作りでした。2回の授業に渡って、色や配合する物を自分たちで試行錯誤しながら考えました。思い通りの色を出す方法や、どうやったら綺麗な型の石鹸が完成するかなど、作りながら学びました。他にもアンプルやミストを作りましたが、班の韓国人の友達が話しかけてくれたり、作り方を丁寧に教えてくれたりしたので、スムーズに実習を進めることが出来ました。

 初めての対面授業は自ら班を作って参加するものだったので、最初はどうしたらいいか分からず、意見があっても怖くて勇気が出ずに言うことができませんでした。しかしこの実習を通して、勇気を出して意見してみたり沢山質問してみたりすることで、新しい考えを吸収でき、意見交換することができました。留学生だからといって黙っているのではなく、自分の考えや思いは遠慮せずに伝える事が大事なのだと実感しました。2年生は、勉強に集中出来なくなったら場所を変えるなどして気分転換をしたり、ウェブトゥーンの授業でソウルへ行き先輩方の作品を見たり、中間考査に向けて先生に沢山質問をしたり、授業後にも発音クリニックという発音の練習に通ったりして、様々な形で韓国語に触れていました。残り2ヶ月という短い中でより多くの時間、韓国語や韓国文化に触れて、精一杯吸収し、有意義な留学生活を過ごしたいと思います。

 

コロナ禍での学校生活(南ソウル5班)

 留学に来て2か月以上が経ち、韓国での生活にも慣れてきました。3年生の授業は先月に引き続き、実習・実技が必要な一部の授業は対面、その他はオンラインという形式で行われました。私が履修している中では“ソムリエとバリスタ”という授業だけが対面で行われており、グループごとにコーヒーの実習が行われるので、韓国の学生とたくさん交流ができる貴重な時間となっています。2年生は、語学堂はオンライン授業ですが、毎日教室に通い授業を受けています。授業内容で難しいことは先生方が直接一つ一つ優しく教えてくださり、とても励みになっています。

 語学堂の授業以外にウェブトゥーンという授業があり、映像芸術デザイン学科の卒業作品展示を観に行く機会がありました。韓国の学生が作った絵や映像は、とても繊細に描かれていて、一つ一つの作品に惹き付けられました。感動的な作品を見せていただける貴重な機会が得られて光栄でした。

 そして、10月には2年生、3年生共に中間テストがありました。2年生の語学堂の試験は、TOPIK形式の韓国語のテストが行われました。TOPIKの解き方を改めて学ぶこともでき、この中間テストを通じて自分の実力が上がっていることを感じられました。3年生は各自が履修登録している科目のテストを受けました。心理学や航空関係の専門科目のテストを韓国語で解くというのは想像よりも遥かに難しかったのですが、最後までやり遂げた自分に自信をもつことができました。

 学校生活以外の文化体験プログラムでは、成歓市場に行きました。日本の市場とは雰囲気が全く違い、韓国の文化を直接感じることができました。お店の方と少しお話をしたのですが、とてもいい雰囲気で私たちを迎えてくださり嬉しく感じました。

【2年生N】

日本帰国まであと2か月を切り、残り少ない時間となりましたが、悔いのないように沢山留学の思い出を作って、勉強も頑張っていきます。

【2年生T】

私たちは多くの方に支えられて留学生活を充実したものにできているので、この貴重な体験を生かしながら残り少ない生活を大切に過ごしていきます。

【3年生O】

コロナ禍で韓国に留学に来た私たちを歓迎してくれるのだろうか、という不安な気持ちが正直ありましたが、実際に来てみると私たちを歓迎してくださる人ばかりで、人の温かさを日々感じながら2か月間過ごすことができました。残りの留学生活も様々なことに挑戦しながら、成長した姿で帰国できるよう頑張ります。

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