REPORT 学生レポート
違いの研究を楽しむ【韓国語コースレポート #65】
2月末に韓国に到着してから、約3か月が過ぎました。私は今、留学に来た仲間たちと共に大きく成長していることを実感しています。
現在週5日 9時から13時まで語学堂の授業があり、月曜と水曜は15時から17時45分まで学部の授業を受けています。語学堂の授業では友達が何人か出来ました。語学堂の授業を受けている人たちにはもちろん韓国語しか伝わらないため、少ない語彙力や文法力の中度の表現を使ったらもっとわかりやすく伝わるかなどを考えながら会話をしていました。そのおかげで韓国語もかなり上達できたと思います。また、言語が伝わらずとも友達になれるということにも気づくことができました。自分の韓国語が相手にうまく伝わらないと感じるシーンにはお互い簡単な単語を使ってあとは表情やジェスチャーで伝えようと頑張っていました。相手の言いたいことも考えながら会話をすると、こんなにも色々なことが伝わってくるのだなと感じました。
韓国で留学生活を送るうちに寮や学校などで韓国語以外の言語もたくさん耳に入ってくるため、言語そのものについてを考えることが増えました。なぜこの発音が簡単にできるのだろう?同じ人間なのに生まれ育つ環境が違うとこんなにも違いが出るものなのか?などたくさん考えました。また、学部の授業で韓国人とペアになって話すうちに、韓国語と日本語では言い方や考え方が異なっており、やはり韓国語と日本語は似ているようで異なるものだと感じ、その違いの理由を探究することを楽しめた人が言語を上達させることができるのだなと思ったので私ももっと楽しんで前向きに勉強したいです。日本にしかない表現、韓国にしかない表現の美しさを私は歌やドラマなどで学んでいます。韓国にきてから日本の歌を留学前よりもたくさん聞くようになりました。日頃の勉強などのストレスも発散できる上に聴いていてとてもリラックスできるのでとても良いです。
私は韓国語の中で話すことが一番苦手で、どれだけテストで点が取れてもみんなのようにスラスラと話すことができなければ意味がないと思ってしまうのでどうすればいいかたくさん考えました。授業中に先生に何か聞かれても何を言われているかはわかるのにどの文法を使ってどう答えたらいいのかが瞬時に出てきません。そのため、授業中もずっと頭の中で例文を作ったりするようにしたり、韓国人とのペア活動の時に頑張って韓国語を話すようにしました。この方法にたどり着くまでに時間がかかってしまったのが少し悔しいですが、焦らず残りの期間も頑張りたいと思います。