寮での共同生活（韓国レポートPart１２)

留学が始まって１ヶ月が経ちました。私たちが住んでいるところは南ソウル大学のキャンパス内にある寮でⅡ館と呼ばれる方です。日本のマンションのように大きく綺麗な建物です。

　入り口は学生専用のカードをタッチすることで中に入ることができます。私たちの部屋は２階なのでエレベーターより階段を使うことが多いです。部屋は二人部屋ですが全く窮屈ではありません。部屋の中にはベッドと机がそれぞれ二つずつあり、各自の勉強がはかどるような作りになっていると思います。

　さらに収納の棚が多くとても便利です。部屋にシャワーとトイレもありますが二人が共同で使うので、たまには不便を感じることもあります。トイレは少し流れが弱く詰まるといけないので二回に分けて流すようにしています。１ヶ月経って、ずいぶん慣れましたが、たまに湯船が恋しくなる時があります。

　私たちの部屋の前には大きなラウンジがあります。ラウンジは寮生が自由に使えるので、家族と電話したり、みんなでご飯を食べたりしています。

　各階に浄水器、洗濯機、乾燥機があります。浄水器のお水はとても美味しいです。洗濯機と乾燥機の利用料はそれぞれ1000ウォンですが、クレジットカードは使えず現金のみとなっています。カードによって学内のＡＴＭで現金が引き出せない場合もあるので、お財布には常にある程度現金を入れておいた方がいいです。また洗濯物を入れたままにしておくと、中身を勝手に出されて次の人が使い始めることがあるので注意しています。

地下１階には寮生以外の人も利用できる有料の食堂があります。また地下２階には寮生専用の食事スペースがあり、共同で使える電子レンジや冷蔵庫も置かれています。ただ冷蔵庫は容量が十分ではないので、あまり利用できていません。電子レンジは便利ですが、体調が悪い時などは各階に備え付けてあればいいなと思うこともあります。寮には自炊用のキッチンが無いので、基本的には外食をしたりコンビニなどで買ったりして食べていますが、友だち同士で栄養や健康について気を付けながら、食事を楽しんでいます。

寮生活は、集団生活ですので不便なところも多いですが、何よりも建物がきれいなので満足しています。