授業の外での学び【韓国語コースレポート Part16】

啓明大学に留学中の3年生です。6月に入り夏に向けて本格的に日差しが強くなってきました。啓明大学はとても広いので学校内を歩くだけで運動になります。今回は、大邱での留学の様子をレポートします。

韓国の大学は日本より早い3月に始業するので6月の終わりには期末テストが行われます。韓国の大学の授業では発表や日々の課題なども点数に含まれるので丁寧にしっかりこなさなければなりません。テスト期間中、私は毎日友達と図書館や寮の近くにあるカフェで勉強していました。啓明大学の図書館はとても大きく、集中して勉強できるスペースが沢山あるのでおすすめです。また、寮の近くにあるカフェには留学中頻繁に通っていたので、カフェの店員さんとも韓国語で挨拶したり話したりしながら仲良くなることができました。留学中に会った出会いはひとつひとつがとても大事だなと思います。韓国で出会った人と会話していくうちに、授業の中では学べない韓国語の表現や言葉などを学ぶことができるのでとても面白いです。

　また、今学期は専攻の授業の他に、韓国の学生と一緒に日本語会話の授業を聴講していました。授業では日本人の先生が、日本語で韓国の学生に日本語を教えます。漢字や文法など、私たち日本人も普段意識していない日本語を外国語として学ぶという視点から勉強することができ、とても刺激的でした。日本人の留学生たちは主に、韓国の学生の学習をサポートするのですが、韓国の学生たちが熱心に日本語を勉強する姿を見て、私も韓国語の授業を頑張ろうと思いました。韓国で留学していく中で、語学の面や生活の面で悩んだりつまずいたりすることもありましたが、自分の力で乗り越えた分はそのまま自分の力になるので、留学を通して大きく成長できたのではないかと思います。韓国留学中の生活はすべてが学びで重要なので、その一回一回の時間や人との出会いを大切にして、自分の将来のための学びにつなげていきたいなと思います。

2023年度1･2Q留学プログラム

(学生レポートは一部補足・修正を加えております)