韓国の授業内容紹介【韓国語コースレポート Part3】

こんにちは。韓国の水原大学に3rd step留学をしている3年生です。3月の初めに韓国に来て1ヶ月程が経ち、授業にも少しずつ慣れてきました。今回は、現在履修し ている授業について詳しく紹介しようと思います。

 私は現在、水原大学の国語国文学科に所属しています。梅光の留学担当の先生からアドバイスを頂き、授業の難易度を考慮した上で履修している5つの授業の内2つは日文科の授業を履修することにしました。

その内の1つである日語学概論という授業では、日本語の仕組み(音素・音韻など)について学んでいます。今まで当たり前に日本語を使ってきた私にとって、客観的な視点が必要になるこの授業は非常に難しく、恥ずかしながら母国語である日本語について新しい発見をすることもあるため、予習復習は必要不可欠でした。

 国語国文学科の授業は、韓国文学やその歴史に触れるもの、言語学について学ぶもの、作文をするにあたって必要な知識や構成力について突き詰めて学ぶものなど、同じ学科でも学べる分野は様々です。その中でも、韓国の文学やその歴史について学ぶ授業では、日本と関連した内容もいくつかあり、梅光で日韓について学んだ時とは違い韓国人の視点で学ぶことができるため、とても勉強になります。

また、韓国の大学では個人・チーム発表課題が多く出されます。授業時に適当な人数のチームを作り、授業時間外に準備をする形式は日本の大学とさほど違いは感じませんでした。しかし、グループチャットを使用した話し合いで準備をすることが多い日本とは違い、韓国では授業と授業の隙間時間に集合して準備をしました。

  2nd step留学とは違い、1人だけでの挑戦で最初は不安や緊張も大きかったですが、現地の先生方や新しくできた友達に支えてもらいながら良い留学のスタートが切れたと感じています。環境に甘えず、1年間の留学を実りあるものにするために自分に不足していることを振り返りながら成長していきたいと思います。

2023年度1･2Q留学プログラム

(学生レポートは一部補足・修正を加えております)