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能動的に学ぶ韓国の授業(韓国レポートPart28)

12月に入り、韓国は毎日気温が0度を下回る日が続いています。韓国の冬は想像を超えるほど寒く、風がとても冷たいです。韓国の中でもあまり雪が積もらないといわれている大邱でも12月に雪が積もりました。そんな中、12月には2022年最後の期末試験が行われました。韓国でもテスト期間になるとカフェや図書館などで勉強する学生が多く、こちらまで緊張感が伝わってきます。今回は韓国で体験した学校の授業について紹介したいと思います。

 

 私は啓明大学で後期に経営学の授業を受講しました。例えば観光経営系のビジネスコミュニケーションの授業や、専門的な分野の市場経済の理解という内容の授業です。韓国語でこれらの授業を理解するのはとても難しく、私にとって大きな挑戦でした。さらに、梅光学院大学では韓国語を専攻しているので、経営学に興味はありましたが専門的な知識があまりなく、授業を聞いても理解が追い付かず心が折れてしまいそうな時期もありました。

しかし、学校の参考書を何度も何度も読み理解を深め、理解できるまで諦めずに学び続けました。また、授業の前半では大学の教授が前に立って講義を進める形で授業が展開されましたが、後半は私たち学生がいくつかのグループに分かれて発表をする活動的な授業内容が多かったです。他の学生が発表する内容を聞いてさらに理解を深め、私たちも他の学生がしっかり理解できるように何度もみんなで話し合い、韓国語で説明をする準備を重ねました。外国語である韓国語を使って沢山の生徒の前で発表を行うときはとても緊張し、発表前も何度も練習したにも関わらずきちんと言えるかどうか不安で仕方がなかったです。しかし、そのような不安や緊張も乗り越え何とか発表が終わった後は、グループのみんなで褒め合いました。

韓国の授業では発表の機会が多く、能動的に学ぶ姿勢が身につくため今回の授業で大きな学びができたと思います。自分で無理だな、難しいなと感じていたことも、乗り越えてみると本当に自分の力になったなと思うので、常に挑戦することは大事だと改めて思いました。そして、韓国語で新しい分野を学ぶことは本当に面白く、自分の知識となるため意味のある留学生活が送れたと思います。

2022年度3・4Q留学プログラム

(学生レポートは一部補足・修正を加えております)

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