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韓国の特徴的な授業や試験(韓国レポートPart20)

こんにちは。韓国の仁徳大学に3rd step留学をしている3年生です。10月になりソウルは気温が1桁まで下がりました。学内の紅葉がとてもきれいで、学内散歩に最適な季節となりました。そして韓国は10月に中間試験を控えています。今回は、その試験について日本とは違った点を踏まえて紹介できればと思います。

 試験について触れる前に少し、韓国の授業についてお話します。韓国の授業は日本と比べてグループワークや発表、実習がかなり多く、聞いて書きとることよりも、話すことに焦点を当てているように感じました。1週目に課題が提示され、2週目にグループ発表があり、提示されたその授業時間内で話し合い発表をするなどが多くあります。グループ内で意見交換をしている際に、日本との違いを感じました。それは発言者の内容に対して、なぜそう思ったのかなど細かく質問をしている点です。日本では発言者の内容を聞いて終わるパターンが多いですが、韓国では相手が考えたその意図まで知り、より理解を深めた上で自分の意見も言ってくれます。グループワークを通して新たな視点や、韓国人の感性、国民性などを少し感じ取ることができました。

 韓国の中間考査は授業同様、筆記よりもPPT発表や実技、スピーキングが多いのが特徴です。PPT発表では「原稿は見ない」、「PPT6枚以内」、「発表時間は5分以内」、「授業の内容を最大限に取り入れる」など、その授業ごとに提示された条件の中で行われ発表が終わるとその場で教授や生徒からの質疑応答があります。そして最後に教授からフィードバックと点数が言われ試験が終了するという流れです。筆記試験は、試験1週間前に問題が掲示される科目が多く驚きました。内容は日本とかなり違い授業で習ったことを聞かれることは少なく、授業を踏まえた上で自分の意見や他社の事例を用いた説明などが求められます。そのため「オープンブック」という制度があり、自分の意見や調べたことをまとめたノートを見て試験を受けることができます。

今回PPT発表、筆記試験等日本とは全く違う形タイプの試験を経験しました。慣れないことで混乱し、焦り、緊張などで思ったような発表ができず悔いが残ることも多々ありました。しかし友達や教授から言葉をかけてもらう度に「その期待に次は応えたい」、「今回よりもよい発表をしたい」今回の試験を前向きに捉え、自分の不足していることも知ることができました。期末試験ではこれまでの経験と、これからの経験を最大限発揮できるようにしたいです。そして授業も勉強も友達関係も、頑張りすぎず楽しみ見ながら残りの留学を送っていきたいと思います。

2022年度3・4Q留学プログラム

(学生レポートは一部補足・修正を加えております)

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