国境を越えて広がる友情と学びの輪

6 月から啓明大学は夏休みに入りました。
これまで一緒に過ごしてきた寮の韓国人の友人たちと、最後の思い出作りとして一緒
に食事をしたり、遊びに出かけたりしました。
別れは寂しいものですが、その分、一日一日を大切に過ごすことができました。
啓明大学で、たくさんの友人を作ることができました。
私は韓国人の方だけでなく、キンインさんという中国の方やライアンさん、エリアさん、
リシアさん、タニアさんというインドネシアの方などと仲良くなり、一緒に食事をしたり、
運動を楽しんだり、遊びに行ったりしました。
ありがたいことに、お土産をいただいたり、日本人の友達として紹介してもらえまし
た。

私は韓国語だけでなくインドネシア語と中国語も少し勉強をしたので、拙くはあります
が、インドネシア語と中国語でもみんなと会話することができました。
日本ではなかなかできないいい経験になりました。
また今月は、啓明大学の韓国語課程において、学期末のテストや語学堂の試験があ
り、集中的に試験勉強を行いました。
ただ一人で黙々と取り組むのではなく、友人のミョンジュンと一緒に図書館やカフェに
通いながら、互いに教え合う形で学習を進めました。特に、ミョンジュンは日本語が非
常に堪能で、いつも的確にサポートしてくれました。その姿には大きな刺激を受け、心
から尊敬しています。
彼との学びの時間を通して、私自身も、将来外国語を学ぶ人々に対して、自分の母
語を自然に教えられるような言語能力と理解力を持つ人になりたいという新たな目標
ができました。
ミョンジュンとは学習面だけでなく、日常生活においても信頼し合える関係を築くこと
ができ、本当にかけがえのない出会いだったと感じています。このような出会いが、留
学生活をより豊かで意味のあるものにしてくれていると実感しています。

※学生レポートは、一部補足・修正を加えています。