REPORT 学生レポート
韓国で迎えた二十歳──人の優しさに包まれた6月
留学生活が始まってから約4ヶ月が経ちました。
6月は個人的に5月以上に充実した日々となり、あっという間に時間が過ぎたように感じています。
6月の上旬には私の20歳の誕生日があり、友人たちがたくさんお祝いをしてくれて、とても嬉しかったです。
日本にいる家族と過ごすことができなかったのは残念でしたが、韓国で20歳を迎えられたことは、留学に来ていなければ得られなかった貴重な経験だったと思います。
学業面では、新しいクラスに進級してから、クラスメイトの韓国語のレベルの高さに驚かされました。
授業中に先生へ自然に質問をしたり、ペアワークの際も考えたことを口に出すまでがとても速くて驚きました。
このようなレベルの高い授業に私もついていくために予習・復習に力を入れるようになり、以前にも増して韓国語学習に真剣に向き合うようになりました。
また、前学期に同じクラスだった梅光の友人と再び同じクラスになり、休み時間や帰り道に韓国語で会話をしたり冗談を交わしたりしながら、楽しく語学力を高めています。
もし私が一人ぼっちだったら途中で挫けていたかもしれません。
毎日そばで共に学ぶ友人の存在が、どれほど大きな支えになっているかを改めて実感しています。
6月20日にはバディとの活動報告会がありました。
他の学生たちは夏休みにバディと遊びに行く計画を話していました。
一方で私のバディは今月末からアメリカへ渡航する予定で、私が日本に帰る日にも会うことができません。
そのため、少し寂しさを感じると同時に、他の学生たちの様子が羨ましくもありました。
けれど、バディと会える最後の日に、プレゼントと手紙を貰いました。
中を見ると、2人で食べた思い出のお菓子や、私が好きだと言った食べ物が入っていました。
最後まで私のことを考えてくれたのだと感じ、とても嬉しかったです。
私が受けた分の優しさや思いやりを今度は私が誰かに渡したいです。
このように、人の温かさを今までよりもたくさん感じた1ヶ月でした。
残り1ヶ月半ほどしかない留学生活を悔いなく終われるようにたくさんのことに自主的に挑戦していきたいです。