REPORT 学生レポート
御朱印に刻む、私だけの日本神社ツアー【外国人留学生レポート#8】
国や文化の違いを越えて、日本での学生生活をどう感じたのか、ぜひご覧ください。
日本にはこれまで3回来ましたが、長期滞在は今回が初めてです。他の人々と差別化を図り、全く違う活動を今回の滞在期間に計画しました。それは日本神社ツアーをして「御朱印」をもらうことです。レポートに今まで行ったすべての神社を書くことができないので、6月までに行った神社の中で記憶に残った10ヶ所を紹介します。
4月3日に日本に入国し、4月5日に下関の「赤間神宮」で「御朱印帳」を買って、これからの日本神社ツアーのスタート地点となりました。「赤間神宮」は「安徳天皇」を称える神社で、関門海峡の近くにあり、まるで竜宮に来たような気分になりました。同じ日に「櫻山神社」にも行きました。桜の木がずらりと並び、翌日にお祭りがあるのでお祭りの小道具をセッティングしてあって、神社がきれいでした。
4月12日には下関の長府に行って「長府毛利邸、庭園」を見るついでに「乃木神社」にも行ってみました。「乃木神社」は明治時代の日露戦争の時に軍神と呼ばれた「乃木希典 」を祀る神社でした。
4月20日は下関「福徳稲荷神社」に行きました。12代「景行天皇」ゆかりの地で、商売繁盛・交通安全・航海安全など祈る場所です。京都の「伏見稲荷大社」のように赤い鳥居が海側にずらりと並んでいて風景がとてもきれいでした。
5月はちょうど「ゴールデンウィーク」で寮にばかりいるには時間がもったいなくて4泊5日「福岡」に旅行に行きました。
まず5月3日に那珂川市の「現人神社」に行きました。商売繁盛、就職祈願などを祈るところで、神社内にきれいに飾ってあり、女性の方が好きそうな小物がたくさんありました。そして同じ日、福岡で一番有名な神社「太宰府天満宮」に行きました。勉強の神様をお迎えし、私は勉強の脳を持っていないので、勉強の神様に「勉強ができるようにしてください」と参拝しました。
5月5日に福岡の「櫛田神社」に行きました。ここは商業と不老長寿を祈願する神様が祀られています。
6月には個人的に印象深く見た「はだしのゲン」の舞台である広島を4泊5日間旅行しました。6月5日、世界文化遺産で日本三景のひとつ「嚴島神社」に行きました。嚴島そのものを神として祀る神社です。直接行ってみたら巨大な鳥居が海の真ん中に立っていて本当に素敵でした。嚴島に奈良県の奈良公園のように鹿が歩き回って、近くの鹿を触って写真を撮るのは今回が初めてでした。特に奈良県の鹿よりおとなしいので驚きました。
6月6日、岩国市の「白崎八幡宮」に行きました。ここは今まで行った神社と違って観光地のように飾られていて、神社の厳粛な雰囲気よりラフ感じがしました。いろんな有名人も来るところのようです。
6月7日、呉市の「亀山神社」に行きました。第二次世界大戦の時、呉空襲で焼けましたが、建て直した神社です。「この世界の片隅に」の作画演出、物語に感銘深く見ました。大和博物館があって行ってみましたが、運が悪くて工事中でした。
今まで集めた御朱印も見せたいのですが、そうすると写真の量が多すぎて大変そうです。私が紹介できなかった神社(彦島、北九州の方の神社)もあって残念です。御朱印が500円で少し高いような気がするけど、「他の人とは違ういい思い出を残した!」と思います。これから残った期間「全力」でたくさんの思い出を作って、しっかり学んで韓国に帰ります!!!!