REPORT 学生レポート
中国留学と上海旅行で得た学び【中国語コースレポート No.66】
新学期が始まり、私は中国での半年間の留学生活をスタートさせました。今学期の最大の目標はスピーキング力の向上です。そのため、中国人学生との交流を積極的に広げ、毎日一緒に食事を取るようにしました。彼らの寮でどのように生活しているのか、私たちが住んでいる外国人寮と彼女達の寮はどのように違うのか、さらにどのように勉強しているのかなど、実際に見て聞くことが出来たのでとてもいい体験になりました。さらに彼女たちは日本語学科の学生であるため、カードゲームをして楽みつつ、日中両国で流行っているトレンドについて話し合うことができ、授業で学ぶ中国語だけでなく自然な会話力を養うことができました。
さらに、学内での交流に留まらず、3月中旬に以前私が北京旅行した際に知り合った上海の大学に通う中国人学生と日本の友人と3人で上海旅行に行きました。中国人学生の彼女が私たちに上海の観光地を案内しながら中国の文化や歴史を詳しく教えてくれたおかげで、観光以上の貴重な体験ができました。特に、地元の人しか知らない本場のグルメスポットやお土産屋さんを教えてもらえたことは、私にとってとても良い収穫だと感じました。日本から来てくれた友人も最後には中国に対する偏見が少なくなったと話してくれました。なので今回の留学では、単に語学力を伸ばすだけでなく、自分の目で見て感じた中国の姿を、日本の友人たちにSNSを通して、もっと伝えていきたいと考えています。中国に対して偏見を持っている人たちにも、現地で体験した温かい人々との交流や中国の文化を伝えることで、少しでも偏見が少なくなるように、私はこの留学経験を今後日中相互理解の架け橋となるよう活かしていこうと思います。
※学生レポートは、一部補足・修正を加えています。