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留学中の授業紹介【韓国語コースレポート #55】
こんにちは!啓明大学に留学している3年生です。現在大邱は、朝方になると寮の床暖房がつき、長袖の上に更に上着が必要なほど肌寒い時期になってきました。そのような中、今回は私が受講している授業について紹介したいと思います。
私は、前期・後期で5つずつ、計10科目の授業を履修しています。啓明大学で決められている単位数を守りながら、最大限に授業を受けることが出来るように時間割を調節しました。韓国の大学では、履修登録をするのも争奪戦で、履修開始直後に席が埋まって履修出来なくなることがあるため、あらかじめ履修したい授業を考えておき、履修する際にはネット環境の良いところに行ったり、授業番号をメモしたりするなど対策が必要です。私も履修が間に合わなかった授業がありましたが、履修をキャンセルした学生がいたため、運よくその席に入ることが出来ました。
私は留学に行く前から、韓国語という言語について深く学びたいと思っていたため、韓国語教育専攻の学生たちが受講する「外国語としての韓国語教育論」という授業を受けています。この授業は、韓国人の学生と一緒に受ける授業ですが、受講者が多いため、韓国人と外国人で教室が分けられています。ですが学ぶ内容は同じなので、授業内容はとても難しいです。習ったことは、その日のうちに復習をしないと授業に付いていけなくなるため、授業中はパソコンでメモを取り、寮に帰ってノートにまとめるという作業をしています。韓国語の構造や細かい法則などを学ぶことが出来るため、今まで疑問に思っていたことが解決したり、日々の生活でも文法的ミスや発音ミスが減ったりと、自分にとって、かなりプラスになる授業です。
その他にも、さまざまな授業を受けていますが、「実用会話」と言う授業では、韓国の世論や環境などについて学ぶことができ、自分たちでアンケートを作って様々な事を調査したり、スピーチをしたりと他の授業とは違った活動をすることが出来ます。
10月28日に中間考査を終えたばかりですが、授業での課題・レポート・発表、さらに2週間後にはTOPIK試験を控えているため、それらに向けて一生懸命取り組んでいる最中です。ちなみに、寮にカフェがオープンしたのでカフェラテを買って、寮の部屋で勉強することが日課になりました。留学生活も残り少なくなってきましたが、悔いのないように韓国生活を楽しみつつ、やると決めたことは最後まで取り組みたいと思います。