雨のわらべうた

♪あめ こんこん ふるなよ やまの とりがなくぞよ♪(愛媛のわらべうた)

日本には、雨をうたったわらべうたが数多く残っています。
雨が降ってお外に行けないけれど、この雨を用いて歌ったり遊んだりしようじゃないかという昔の子どもたちの思いや暮らしがうかがえます(わらべうたの多くは、子どもたちが自然に歌い、遊んできたものなんですって。わらべうたは子どもたちの作詞作曲なのですね)。

こひつじグループでも、6月のわらべうたには雨が大好きな生き物が沢山登場しました。

♪カエル カエル ケロッ ケロッ
 カエル カエル つかまえろ
 カエル カエル ケロッ ケロケロ
 カエル カエル つかまえろ♪

カエルさんになって飛び跳ねるのは楽しい!
先生が鳴らす木製のカエルのギロは、まるでカエルの鳴き声とそっくりです。
「してみたい」「Sも」
では順番に演奏してみましょうか。

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「デロデロツノデロ」では、お母さんの手がかたつむりになって、子どもたちの腕をもぞもぞ登ってきます。最後はくすぐられて大笑いの親子です。

「あまんだぶり」は七夕の頃に歌います。こひつじグループでは歌の終わりに合わせて天の川をジャンプ!2歳児の子どもたちには両足ジャンプは結構難しいものです。でも友だちのジャンプを真似したり何度も跳びたくなる姿のかわいいこと。さあ、思い切りジャンプして天の川を越えよう。

 

「てるてるぼうず」は大人の皆さんも聞いたことのある節ではないでしょうか。年長さんや小学生なら、歌の終わりに片方の靴を空に蹴り飛ばして、明日の天気を占ってみましょう。靴がそのまま着地すると明日は晴れ、ひっくり返ると雨、横に向いてしまったら曇り!
こひつじでは、てるてるぼうず人形を抱っこして歌い、歌い終わるとお隣の友だちにそっと渡しに行く遊びを楽しみました。
それからお母さんと一緒にてるてるぼうずを作りました。

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Nちゃん親子は、2年前のお兄ちゃんの時のこひつじで作ったてるてるぼうずを持参し修繕も楽しみました。手作りした人形を2年間、大事に飾ったり楽しんで時を過ごしてくださったことが感じられ、嬉しいことでした。

 もう一つおまけのわらべうた。こひつじさんが一番好きなのは「オスワリヤス」です。
♪オスワリヤス イスドッセ
 アンマリ ノッタラ コケマッセ♪
晴れても降っても、お外でもお家でも、いつでもどこでも楽しめます。
お母さんの膝から降りた時の弾むようなこの笑顔!

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就寝タイムにわらべうたをゆっくり歌うと子守唄になりますね。それから抱っこされたまま、またバスタオルに入り優しく揺られたりするのも大喜びの子どもたち。
子どもたちの喜ぶ姿を見ることが、私たち大人の喜びにもなるのです。