主に養われる羊の群れ

主は私たちを造られた。私たちは主のもの、その民 主に養われる羊の群れ。(詩編 100編3節

今月の聖句は、旧約聖書の詩編100編の3節です。詩編第100編は主なる神様の宮に上る歌で有名です。礼拝者の歌です。「全地よ、主に向かって」との呼びかけに、何か心が開かれるような賛美がここに展開されています。そして、「喜びをもって、感謝をもって」と歌われています。

日常のすべてを後にして、困難な巡礼のたびを終え、いよいよ神の宮に進み出て、礼拝を捧げようとする。その新鮮な喜びと感謝にあふれた賛美です。それは、全てを失い行き詰まった時でも見いだすことのできる喜び、あるいは感謝でもあります。そして「私たちは主のもの、その民 主に養われる羊の群れ。」砕かれた礼拝者の自覚です。自分ではなく、ただ神の前に、主のみ神だ、と。だからこそ感謝が生まれるのです。人間が人間として生きる意味、それは自分を主張することではありません。自分を高めることでもないのです。まず主を知り、主と交わり、またすべての時に身を持って神の栄光を表すことです。

梅光学院幼稚園の敬愛する皆様、私たちの命を保証し、養われる方は、今日も変わることのないこの創造主なる神のみ、キリスト・イエスこそその保証です。そこにすべての答えがあり、そこに感謝と喜びの基があるということを覚えてください。まことの平和の土台である主イエス・キリストの御名によって祝福いたします。(園長)キラキラ