〜  子供たちを来させなさい  〜

 大変暑い夏が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 うだるような酷暑の中ではあっても、子どもたちにとっては「夏こそが自分たちの季節だ」というところでしょうか。青い空に大きな入道雲、木の葉の隙間から届いてくるまぶしい光、波の音、蝉の声、花火の一瞬の輝き・・・。また日頃会えない方々との出会いも、子どもたちにとっては大変意味のあることでしょう。

 このような中、子どもたちの笑顔を楽しみながらも、大人は、ふと思うことがあります。(気ぜわしいことが多い中、ずっと子どもが一緒にいると大変だ。)いろいろと手が掛かるし、賑やか過ぎることもありますから。

 でも、子どもたちと過ごすこの夏の日の一瞬は、神様が私たちに与えてくださった、とっても幸いな一瞬なのです。そう考えると、子どもたちと共にいるこの一瞬を大切にできそうな気がしてきます。

 聖書の中に、次のような興味深いエピソードがあります。

 

そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」そして、子供たちのに手を置いてから、そこを立ち去られた。(『マタイによる福音書』19章13節〜15節)

 

 いろいろなことが想像できるエピソードですが、イエス様は子どもたちを心から愛しておられたのですね。気ぜわしいことが多い中ではありますが、私たちも子どもたちと共にいる幸いを大切にしていきたいものです。

 夏休み前に、子どもたちに「2つの『あ』」のお願いをしました。

「ありがとう」という言葉を大切にしましょう。

「アーメン」という祈りを大切にしましょう。

もしも機会がありましたら、子どもたちと一緒に大切にしていただけると幸いです。

 

園長 松永 章(まつなが あきら)