横山眞佐子先生 講演会

保護者会講演会が7月14日(月)に行われました。

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行事係の保護者のみなさま、準備から当日の進行、最後のお片づけまでありがとうございました。

係の方に「ホームページ投稿してみませんか?」とおさそいすると、「明日、書いてきま~す!」と即答です。

まずは、お二人の方の感想から

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 「梅光幼稚園のおやつって、しょぼいでしょ~!?」

ズバッと言い切った横山先生は梅光幼稚園の元園長先生!

おもわず会場は、その日いちばんの笑いに包まれました。親しみやすい先生の講演に、保護者のみなさんは聞き入っていました。

先生の言葉で、「子ども自身が発見するのが大事」この言葉が一番心に残りました。

親子の時間が多い今だからこそ、その時間を大切にして、たくさんの本にふれさせてあげたいと思いました。

    (野田)

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役員になって、初の大仕事、横山先生をお迎えしての講演会も無事に終わりました。支えてくださった皆様に感謝します。

横山先生の絵本や子どもたちのお話は、改めて考えさせられる 本当にいいお話でした。

子どもに早く字を読めるようにと思っていましたが、絵本は絵を見るのが大事というお話を聞いて、なるほどと共感しました。

絵本を見るというその年齢の時にしか出来ない大切なことなんだと思いました。

楽しくすばらしい一時を過ごせて本当によかったです。

横山先生、ありがとうございました。

(内山)

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講演内容をちょっとだけおすそ分け!

娘さんが、幼稚園から何度も何度も同じ本を借りてきた。そこで、園長から「買ってあげなさい」とアドバイスを受けた。あれほど熱中していた絵本が、3週間後に届く(下関ではすぐに手に入らなかった)と娘さんの興味はもう他へと…。

子どもの今、こだわりを大切にする。そのことが、本屋さんを始めたきっかけであったとか。

*子どもに自分の声で、自分の言葉を伝えましょう。今日の一冊にあなたと子どもの心のやりとりを込められるのが絵本。

*古典を読みましょう!本当に子どものためにつくられた本を選ぶ。

「私のワンピース」「からすのパンやさん」「はらぺこあおむし」「おしいれのぼうけん」など紹介されました。

*ダムの中に水をためていく

生きていることがおもしろいと思える「飲める水」を貯える。よいことばかりではなく、辛いこと、悲しいことも入れる。辛いこと、おもしろいことを乗り越え、子どもは心の中に水をたくわえる。

*みんなで分かち合うこと

入園まもなく涙の止まらない子どもたちに、先生が缶の中から一枚のおせんべいを大切そうに出して手渡した。みんなで食べるたった一枚のせんべいが幸せを時をもたらした。今、この時、ここでしか育てられないことがある。

*字を読ませようとしない。「もりのなか」をあげ、静かな絵の中に、不思議な大人の失った世界がある。字を読むとイメージが途切れてしまう。

*子どものけんかに大人が介入するのはやめましょう。いのちに危険のある場合を除いては…。どんなに子どもを守ろうとしても、表の傷は痛く切ないが「心の傷」は見ることはない。「だれの血がでた?」という絵本でスウェーデンの教育のよさもご紹介くださいました。

<ご紹介くださった絵本>

「だれのちがでた?」「だれのおばあちゃん?」「からすのパンやさん」「おやすみなさいフランシス」「わたしのワンピース」「スザンナのお人形」「クリスティーナとおおきなはこ」「おにいちゃんといもうと」「こすずめのぼうけん」

 

 

DSC_0022途中、KRY(山口放送)との生放送!

その間、保護者はラジオで聞きました。安野光雅の「旅の本」の紹介でした。

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大学へ出かけていた年長さんたち。横山先生が「よるのようちえん」を読んでくださいました!子どもたちはすっかり横山先生のお話に魅せられていましたよ!