せんせいが…

3学期が始まり、2日目。

まだ、なんとな~く、おかあさんとたっぷり過ごせた冬休みが恋しい年少のRちゃん。

でも、なんでだろう?

「おかあさんがいい~」て、あの時みたいに泣けなくて。

 

園庭で遊ぶ時に、先生の傍から離れずに、手をつないだり、抱きついたり。
まだ、お友だちの方に気持ちが向く余裕はなくて、なんだか不安な心を抱えている様子。でも、伝えたい気持ちもあるみたい(*^_^*)

 

しばらく、そうして過ごしていたら、

 

先生を見上げて、両手を突き上げながら、小さな声で、

 

『せんせいが、甘やかしたい』

 

ん?

 

ふふふ。

「先生に、甘えたいの?」

「抱っこしよっか?」

 

コクンとうなずき、背高ノッポ!

両手は、まっすぐにこちらに伸び、身を委ねる。

愛おしい重み(*^_^*)

 

自分の気持ちを言葉にするって、ちょっぴり勇気がいるし、なんだか、難しい。

 

でも、小さなお友だちの言葉は、まっすぐで、自分の心にとても近い。

受けとると、あったかい気持ちにさせてもらえる。

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『せんせいが、甘やかしたい』

なんて、かわいらしい言葉(*^_^*)