
「梅光イングリッシュ小学生の英語教室」閉講のお知らせ
聖名を賛美いたします。
2024年度をもって「梅光イングリッシュ小学生の英語教室」を閉じることになりましたのでここにお知らせいたします。梅光学院での英語の学びを楽しみにしていただいている皆さんには大変申し訳ないことになりました。
「梅光イングリッシュ小学生の英語教室」は2014年度に開始し、11年の歴史を刻んできました。幼少期の英語指導に優れた実績を持つ先生を中心に、現場での研修も充実させ、質の高い英語教育をこの地域に提供してきたと自負しております。
この英語教育プログラムを梅光学院が始めるにあたり2つの主要な目的がありました。
- 英語教育で地域をリードしてきた梅光学院の中学校に、優れた英語教育を幼稚園、小学校で受けてきた生徒を受け入れ、「梅光学院の英語教育(=Baiko English)」をさらに前進させること
- 小学校での英語教育が義務化されたものの現場の教員の英語教育に対する指導力は未だ十分でなく(免許制度上担保されていない)、地域の小学校等の児童英語教育への貢献をすること
11年の月日のうちにこれら当初の目的は多く達成されました。10年は一時代の画期です。時代の流れとともに、小学生の英語教室に関わる需要は、他の習い事や地域のクラブ活動に取って代わられ、新型コロナ感染症の流行が、さらに時代の流れを加速しました。
この「小学生の英語教室」は一旦閉講いたしますが、梅光イングリッシュの伝統は絶えることなく続いてまいります。梅光学院中学校・高等学校ではこれまで続けて来た「Wake-Up全員留学」の制度を一部変更し、Wake-Up留学に参加しなくても、梅光の質の高い英語教育が受けられる「Study for Service (SS)コース」を新設し、入学してから任意で留学に参加することもできる道筋を整えました。
また梅光学院大学では、入学年度(1年生)の入学金+授業料等を国公立大学より低めに抑え、さらに夢であった留学も、1年間の留学先大学等の授業料を全額梅光学院の奨学金であがなう制度を充実させ、大学進学を考えてもいなかった人でも大学に入り、さらに留学の夢も実現できる優れた制度で留学率No.1(全国私立大学の中で)を誇っています。
公立の学校ではなかなか実現できない、梅光ならではの英語教育は今後も続いてまいります。本学院中学校、高等学校や大学への進学をぜひお考えくだされば幸いです。
末尾になりましたが、「梅光イングリッシュ小学生の英語教室」の閉講にともない、ご不便やご心配をおかけする皆様方に重ねてお詫び申し上げます。違った形ではありますが、今後も梅光学院は地域の皆様に英語教育をはじめ、キリスト教信仰を基盤にした教育で貢献して参る所存です。今後とも梅光学院の教育にご理解とご協力を賜ることをお願いいたします。
梅光学院
学院長 樋口紀子
英語教育担当理事 只木徹
梅光イングリッシュ小学生の英語教室
トータルコーディネーター 河合津奈恵