梅光学院

BAIKO VISION〜梅光の未来を創造する〜

MESSAGE for BAIKO VISION

学院長退任のご挨拶

此度、私は学院規程による70歳の定年制度に従い、学院長職を退任することとなりました。これまでの皆様のご支援に心より感謝し、ひとこと、ご挨拶申し上げます。

私は、1975年、中学高校の国語科教諭として赴任して以来42年にわたり学院にお世話になりました。48歳で短期大学学長を拝命して以来、大学学長、中学高校校長、学院長を勤めました。リーダーとしての非力さを痛感する日々であり、ふりかえって忸怩たる思いで一杯ですが、一方で、この学院で奉職できたことを心より感謝しております。特に、故広津信二郎学院長、故佐藤泰正学長に親しくお導きをいただけたことは生涯の財産となりました。

2001年の大学共学化、翌年の東駅キャンパスへの移転を皮切りに、学院は激動の時代を迎えました。2005年の子ども学部新設、2006年の短期大学閉学、2012年の中学高校の男女共学化など、いくつもの峠を乗り越えて来ました。その結果、2014年、学院は下関開学100年という大きな節目を迎え、記念式典(6月7日)をはじめ、様々な記念行事を挙行することができました。記念式典における学院関係者が一体となった心の高揚や、記念講演での姜尚中氏の「明日を明日として迎えるためには、変わりつづけなければならない」というメッセージは今も深く胸に残るものです。また、中学高校の丸山キャンパスに「梅光学院の先達たち」という顕彰碑を建てることができたこと、この4月には遅ればせながら『梅光学院100年史』が上梓できることは誠に幸いなことでした。ご尽力くださった方々に心より御礼申し上げます。しかし、一方で、長年にわたる大幅赤字の累積という極めて大きな問題が横たわっていました。これに対応するため、学院運営のあり方をすべての領域にわたって抜本的に見直し、さまざまな具体的な方策を取りました。本間理事長、樋口学長、只木統轄本部長のリーダーシップのもと、多くの方が熱い心を持って困難な道のりを懸命に辿ってくださったことには、感謝の言葉もありません。しかしながら、その痛みを伴う改革により、多くの方にご心配やご心痛をおかけしたこと、改めて心よりお詫び申し上げます。

現在、学院の長く続いた赤字体質は改善され、大学は財政健全化し、2019年4月の新校舎(北館)竣工に向けて準備委員会が発足するまでになりました。6月の大学開学50年の式典で、詳しくお知らせできることと思います。中学高校はまだ改革の途上にありますが、4月から着任される島田新校長のもと、新しい執行体制により必ずや学ぶ喜びに満ちた学校が築き上げられることと確信しております。

地方における人口減少はとどまることを知らず、特に山口県の少子高齢化は全国でも屈指のものです。その中にあって、神の御心によって建てられた本学院が、校歌にもあるように信仰の旗を高くひるがえしつつ、この地になくてはならないミッションスクールであり続けることができるよう、皆様のご支援とご理解を心よりお願い申し上げて、退任のご挨拶といたします。

2017年3月31日
中野 新治

  • facebook
  • twitter
  • LINE

By Shinji Nakano

学校法人 梅光学院

学事顧問

中野 新治