特別課程書道課程


特別課程 教職課程/図書館学課程/博物館学課程/書道課程/日本語教員養成課程

書道課程
書家・書道の教員になるには

文学部・日本文学科には優れたスタッフと実績を誇る書道課程がありま す。授業は1年次から4年次までの週1回の実技指導が中心であり、教職課程とあわせて履修することにより、高等学校教諭一種免許状(書道)が取得できます。

書道課程を履修するにあたっては、書道の経験は必要ありません。 まったくの初心者でも、ノウハウが確立された指導と本人の熱意により、書道の腕前は大きく伸長していきます。

書道課程を履修した卒業生は公・私立学校の教員のほか、書道塾を運営する者もいます。また、中学校の国語科教員においては現在、書写を確かに指導し得る者として、その存在が貴重視されています。

  

取得を目指す免許状と対象学科

高等学校教諭一種免許状(書道) .............. 日本文学科    ※教職課程をあわせて履修する必要があります。

 
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文学部 日本文学科 2008年3月卒業

重松 麗さん
福岡県 築上西高校出身

書道教員
福岡県立八幡工業高校

書道と国語の双方の教科を
指導できることが決め手になり
卒業と同時に教壇に立てました

書(習字)は幼い頃から習っていました。高校生になると"美しく書く"だけでなく、その過程にある悦びや楽しさ、表現力が伸びるといった"書道の教育 的側面"に関心をもつようになりました。そして考えたのが"書道を教える人になる"こと。書道と国語、 双方の教諭免許が取得できる本学に進むことを決めました。
在学中に受けた指導はとてもきめ細かく、専門的な知識が身についていく実感がありました。
しかし教員採用は"狭き門"でした。それでも私が 卒業と同時に講師として教壇に立てたのは、入学時に目標とした書道と国語、双方の教諭免許を取得していたことが大きかったようです。
今、文字を書く機会は日増しに少なくなっていま すが、一人でも多くの生徒に書を通じて自分を表現する楽しさを感じてほしいと願い、指導に努めて います。
また、教員として、高校生から進学相談を受けることもありますが、私は「どの大学か」ではなく「何のために何を学びたいのか」を考えさせるようにしています。それは、この文章を読んでくださっている"あなた"にも通じることだと思います。
 ※重松さんは現在、国語科の常勤講師として福岡県立八幡工業高校に勤務しています。



 
書道課程の特長




授業では楷書・行書・篆書・隷書・かな・漢字かな混じりの書など、あらゆる分野の書道実技を実習していきます。さらに書道史や書論・名蹟などを学ぶことにより、書道についての幅広い見識を持つことができます。
なお"墨痕あざやか"な書をしたためることはもとより、書道に関する見識や造詣は、知識人として認められるにふさわしい素養のひとつ。当課程の学びが卒業後、さまざまな場で活かされることでしょう。

主なカリキュラム
科目名 内容
楷書法 初唐の三大家を中心に整斉な美を追求する
行草書法 多様な書風の容認と基礎基本の学習
篆隷書法 古代文字と隷書の装飾性を現代に生かす
仮名書法 高野切第三種ほか諸種古典の解説および学習
日本・中国書道史 諸種古典の解説にあわせその時代背景・文字の変遷・歴史を解説する
書論・鑑賞 書論は書道史を通して概説する
 鑑賞は古典の拓本・古い書作品の鑑賞・書道展見学などにより鑑賞力を養成し芸術書作成の 足がかりとする
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