博物館 実習室日誌
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2015年度博物館・藤山一雄資料整理は継続中です。(2015/08/17)
今回の「実習室日誌」は、2007年から行っている「藤山一雄文献等資料群」の資料整理の進捗です。久々に近況をお知らせします。現在、博物館では「博物館ボランティア」から「博物館サポーター」制度へ移行し、在学生以外にも、同窓生の社会人2名がこの整理事業に関わってくださっています。
週1回を定期に資料翻刻作業を中心に行い、データーベースづくりの一環として実施中です。藤山一雄は本学の大正期教諭であり、博物館史上にも名を残し、戦後の山口において地域の産業創生に尽力した人物で、農山漁村における「新生運動」の生みの親の一人です。
社会人2名は、「藤山が提唱した考え方は古びない、今必要な発想ではないか」と深く共鳴され、2015年度も自主的に解読筆耕作業を進めてくださっています。今後はお二人のコメントや整理風景など定期的にお知らせします。
では、また来週に。 (椿)
博ボラ・なんでもサポート!?(2014/07/02)
博物館には近隣の博物館施設や関係諸機関から寄贈刊行物が送られてきます。館内、博物館学課程の学生、教員が主な利活用者ですが、図書整理が進むともっと広範囲の利活用が進められるのではないか…と模索中。建物的に複合館の博物館は、大学図書館スタッフが学内外の図書利活用をもっと進めたい!と活動する動きに触発、図書館スタッフとも相談しつつ、博物館もがんばるぞ~と<椿>館員は、学生スタッフ博ボラにも協力依頼。早速、「今年度もいいですよ~やります!」と明るい返事。今から実践へ。作業終了後、学生からの元気で有難い一言!! さあ、継続あるのみ。
昨年から地道に続けてきた資料入力。もうすぐ300冊近いなぁ…でもまだまだある!これからも頑張ります!(博学・村田)
博ボラ・なんでもサポート!? (2014/06/23)
2009年企画展「大人がなんじゃい!田村務彫刻展」の時に制作した木製ポスター用看板2台。木ツヤのある立派な看板も、5年の風雨にさらされ、さすがに今では「ちょっと汚い」の噂もチラホラ聞こえ…。そこで初夏館蔵品展「梅光100年の歩み写真展」開催にともない、6月16日放課後、看板のお色直しを決行。ここで心強い博ボラ(博物館ボランティア学生)登場。当初、ペンネーム<椿>館員が一人ペンキ塗りを行う予定が、口だけ参加の全く「お呼びでない」状況へ。代わる代わるペンキブラシを手にして、出来上がりに自画自賛の彼等。ワイワイ、ガヤガヤとその騒々しさに、何事かと視線を向ける学生、教職員。かかわった学生4年生の声を一言ずつ、ご紹介します。
「ペンキ塗りは、博物館実習では無い作業で、実習生以外の友達とも協力しながら塗るのはとても楽しかったです。」(博学・清水)
「生まれて初めてペンキを塗りました!上手いって言われ張り切りました!次の博学生にはじゃんじゃん活用してほしいです!」(博学・古賀)
「裸の看板にピッカピカ洋服を着せてあげました!!次の日、肘にペンキが残っていたことに気づき、恥ずかし…かった。」(博学・村岡)