3rd step⑩ 水原科学大学校~キャビンアテンダントをめざして

韓国に来たのは昨日のことのようですが、中間・期末考査と一つずつ終え、あっという間に一学期が終わってしまいました。長いようで短かった半年間でした。

5月の中旬には航空科の行事である「日本語・中国語スピーチ大会」に出席し、日本語の機内アナウンスをさせていただきました。行事の中間には、中国から来た交換留学生二人と私の三人で舞台に上がり、挨拶をさせていただき、とても有意義な行事となりました。

5月末には、2つの科目の発表の準備や期末考査が始まり忙しくなりました。発表は基本的に一人で準備し、一人で発表するのですが、韓国語の教科書を読み、そこから重要な点を絞りパワーポイントを作るのは少し難しい作業でした。発表するときももちろん韓国語での発表だったので緊張しましたが、うまくできたのでよかったです。発表の最後にクイズを出したのですが、韓国人の学生は積極的に手を上げて答えてくれるので発表をするのが楽しく感じました。

私は、一学期を通して成長したと思う部分が2つあります。
一つ目は、人の前で話すことへの緊張感や恐怖心は以前よりはなくなったことです。水源科学大学校では面接試験や一人での発表、また、ある授業では抜き打ちで「韓国での留学生活について話してみて」と言われるなど、この学科では人の前で話す機会が多くあったことで、慣れることができたのだと思います。私が志望しているキャビンアテンダントの仕事は人との関わりが欠かせないので、二学期も人の前に立つ機会を大切にし、苦手な分野を少しずつなくしていきたいです。

二つ目は、体力です。キャビンアテンダントには体力が重要ということは、この学校に来る前から言われていましたが、私は運動をほとんどしていませんでした。しかし、水源科学大学校に来てからは、授業の行われる4階までエレベーターを使わず階段で登ったり、毎日ルームメイトと筋肉トレーニングを行ったり、お風呂から上がった後には、一人でストレッチをしたりと努力をしました。その結果、初めは辛かった体育の授業も辛いとは感じなくなったので、少し筋肉がついたのかなと思います。

7月に一時帰国をするのですが、日本でも、筋肉トレーニング、ストレッチは継続的に行い、毎朝Runningを追加して行うことを目標としています。また、7月にTOEICの試験を受けるので毎日五時間以上は英語の勉強にも励むことを目標としています。この学校に来て、自分の未熟さを痛感したので、夏休みを機にもっと自分を変えたいと思います。

東アジア言語文化専攻
3年 大谷真子

3rd step⑨ 啓明大学校~韓国の学生の授業に参加しました

韓国に来て4か月が経ちました。大邱は梅雨入りして蒸し暑い毎日です。前期の授業が終わり今は夏休み期間中ですが、啓明大学日本語文学科の演劇部の練習で忙しい毎日を送っています。

5月には啓明大学の学園祭がありました。日本でも有名なサイ(psy)さんの公演など様々な企画があり、とても楽しかったです。

学校生活では、啓明大学の先生方から「韓国の学生だけの授業に参加してみないか」とお誘いをいただいて、建築やコンピュータ、法学を学んでいる学生たちの授業に参加しました。授業は、学生たちが私に対して自由に質問し、私が答えるインタビュー式で行われました。留学生活についての質問が多かったのですが、文化の差や地震の話など様々な内容の話を行い、とても良い経験となりました。

また、3つのクラスの授業に参加したのですが、どのクラスでも日本語でマクドナルドの発音をしてくださいと言われ、日本語の外来語の発音が韓国の方にはとても不思議な言葉に聞こえるということを初めて知りました。先生方も韓国の学生たちも日本語を話せる人が一人もいない中での参加でしたが、韓国語でたくさんの会話を交わすことができて今まで勉強したことを生かせた喜びを感じ、少し自信がつきました。授業が終わった後には、韓国の学生の皆さんから手紙をいただきました。留学生活を応援するメッセージやたくさんの励ましの言葉が書かれていてもっと留学生活を頑張ろうと思えました。
また、夏休み期間に入り自分の時間ができたので、自分のしたかった勉強をスタートしました。啓明大学の先生から紹介していただいた韓国語の本を日本語に翻訳しながら読んでいます。韓国語で書かれた文一つにどう翻訳すればいいか10分時間がかかることもありますが、とてもやりがいを感じています。これからも毎日コツコツ頑張ろうと思います。
 梅光学院大学に留学に来ていて、私が留学生バディを務めていた啓明大学のオンニとは今でもとても仲良しで一緒に勉強したり遊んだりしています。オンニも日本語を学んでいるので、お互いにわからないことを教えあっています。

夏休み期間には勉強はもちろん、たくさんの経験をしたいと思っています。今は日本語文学科の演劇部の練習の協力をしながら韓国の学生たちとひとつのものを作り上げていくという貴重な経験をしています。そして、韓国内の旅行もしたいと思っています。伝統的な建物などを見に行きたいです。後期が始まるまでもっと多くの経験をし、知識を身につけたいと思います。

東アジア言語文化専攻
3年 藤川沙織

3rd step⑧ 霊山大学校~異文化を肌で感じています

韓国に留学してあっという間に4か月経過し、その間により深い交流や新しい経験を積みました。

観光ではなかなか行かない「機張」という場所を教えてもらい、ご飯を食べてカフェに行ったり、また近くに海浴場もあったのでそこに連れて行ってもらったりしました。何気ない世間話や異文化にまつわる話をしながら過ごしたため、行ったことのなかった場所に行ってみることができたのと同時に、深い話をすることで一緒に行った友達と親睦を深めることができました。

また、スポーツ大会では授業が違う人とも親睦を深めました。学校や学校以外で友達と話すことで今まで知らなかった事実や日本に対する考えなどを多く知ることができるということを感じました。

そして、韓国人がよく利用するネットカフェのような場所にも行ってみました。ラーメンを店員さんに作ってもらって、その場で食べながらネットを利用するという日本にありそうでない光景がとても新鮮でした。このように、若者がよく行きそうなところでも異文化を感じることがあるので、今後も探して行ってみたいと思いました。

また韓国に来た当初は、韓国人と話すということはその人の母国語で話すということになるのでとても緊張してうまく話すことができませんでしたが、今は、語学力が足りないなとこともたまにあるものの、冗談を交えながら話すまでになりました。標準語だけでなく、釜山の方言を教えてもらったり、その代わりに日本語・日本文化専攻の方言を教えるといったこともありました。母国だけでなく故郷や地域についてのことをお互いに教えることが異文化の勉強になるなと改めて思いました。

発表が課される授業では、日本語で発表をする韓国人学生のお手伝いをしていたのですが、内容はもちろんのこと、台本を詰まることなく言えるまでずっと練習している姿を見て、すばらしいなと思いました。私は当初、韓国人の前で練習することが恥ずかしくて、やりづらいなと感じ、一人でやってしまうことが多かったのですが、その学生が恥ずかしがらずに堂々と自分が合っているかを確認しながら完璧になるまで繰り返し練習している姿を見て、自分が情けなくなったのと同時に、語学が上達するまでの間は羞恥心を捨てて堂々とやっていこうと思いました。

東アジア言語文化専攻
3年 來見 優花

2nd step⑧ アン先生との体験授業~臨津閣(イムジンガク)訪問~

一学期の「語学堂」での授業が終わり、アン先生との体験授業が始まりました。今回、私がレポートに書く内容は、特に印象に残っている6月8日に行った臨津閣(イムジンガク)についてです。

臨津閣という場所は、“韓国で一番北朝鮮に近い場所”と言われています。“南北分断の象徴”というイメージを持たれていますが、現在では、平和の大切さと統一の重要性を知らせる平和公園として、重要な役割を担っています。

自由の橋に掛けられたメッセージやリボン

私はもともと戦争などに興味や関心はあったものの、今回訪れた臨津閣で起こったことや、韓国と北朝鮮の戦争問題について深くは知りませんでした。実際に臨津閣に訪れると、そこには南北分断の際にできた生々しい傷跡たちがまだまだ多く残っていました。特に私が印象深かったのは、“自由の橋”です。

自由の橋とは、停戦後、韓国軍の捕虜12,773人が北朝鮮から帰還する際に使われた橋です。この橋を渡って自由の身となり、韓国に戻って来たことから“自由の橋”として命名されました。現在では、臨津閣を訪れた観光客のマストスポットとして多くの観光客が訪れています。この日も、私たち以外にも多くの外国人がいました。また、意外にも韓国国内から来られた方も多く、とても驚きました。橋の先には南北統一の願いや北朝鮮の人々への思いを綴った多くのメッセージやリボンがあります。この橋とこのメッセージを目にして、この場所で多くの方が家族と離れ離れになり、多くの方が亡くなるという悲しい現実が起こったことにとても胸が痛みました。

臨津閣では、離散家族の断腸の念と統一への願いが込められた常設祭壇や爆撃を受けた長湍駅の蒸気機関車などを写真に収めることが出来ました。この場所はアン先生との授業がなければ訪れることはなかった場所です。

離散家族の念と統一への願いが込められた常設祭壇

蒸気機関車

私は帰宅して臨津閣について調べました。ここは平和の大切さと統一の重要性を知らせるために造成されていることが分かりました。今回臨津閣を訪れるまでは、知らなかった南北の問題を自分の体で感じることができ、韓国と北朝鮮(南北)に対する興味関心がより一層増し、もっと韓国と北朝鮮の歴史問題について学んでいこうと思うようになりました。

平和のリボンが掛けられた鉄格子

アン先生との授業も終盤に差し掛かりました。6月末からは新たな級での語学堂の授業が始まります。そのため、予習復習のサイクルを確立し、より一層韓国語の勉強にも取り組みたいと思います。

東アジア言語文化専攻
2年 西村みるき

2nd step⑦ 韓国留学4か月を過ごして感じた成長

現地学期留学(2nd step 語学留学)を南ソウル大学で過ごして4か月が過ぎようしています。こちらに来た当初は右も左も分からず生活に慣れず体調を崩してしまったこともありましたが、4か月が経った現在ではとても充実した生活を送ることができています。今回私が書きたいのはタイトルにもあるように今学期の「語学堂」で私が何を学び、どのよう部分が成長できたと感じたのかという部分についてです。4か月という短い期間ではありますが、紹介していきたいと思います。

語学堂の授業は、来韓当初に行ったTOPIK(韓国語能力試験)の結果をもとにクラス分けを行いそれぞれの教室に振り分けられました。私は所持級より一つ上のクラスでのスタートとなり、最初は不安でいっぱいでした。教室内には日本人は私一人しかおらず、皆自分の国の友達と集まっていたからです。

私は元々人見知りということもあり、自分から進んで話しかけるという事がとても苦手でした。なので、この瞬間も“教科書を見せてほしいけれど、どうやって話しかけようか”ととても悩んでいました。すると、中国人の女の子が“教科書を一緒に見よう”と声をかけてくれました。この一言が無ければ私はこのクラスに溶け込むことはできなかったと思います。その子が話しかけてくれたおかげで、他の国の子も私に沢山話しかけてくれ、どんどん仲良くなっていくことができました。なかには日本にとても関心があり、日本のアニメやファッションが好きで日本語を教えてほしいと言ってくれる子も居り、とても嬉しかったです。また、私のクラスの先生も日本に関心が高く、先生とのコミュニケーションも良く取ることができました。

最初に話し掛けてきれた中国人の友達

そんな語学堂のクラスの中で、반장(クラスリーダー)を決めることになりました。もちろん私は人見知りで自ら前に出る性格では無かったため、黙っていました。すると、ベトナム人の友達が“伽歩が良いと思う!”と私を推薦してきました。先生も私が適任だと言います。初めはなぜ私が選ばれたのか分からず“どうして?”と疑問に感じながらリーダーをしていました。しかし、クラスリーダーとして仕事を頼まれるようになり、私自身にも変化が生まれ始めました。リーダーという役割を担ううちに、クラスの子をもっと知りたい、もっとクラスのために何かしたいと感じるようになりました。そして、発表や試験の準備、順番を決めるといったことをする時、率先して自ら手を挙げることが増えてきました。欠席や遅刻もすることなく、中間試験ではまずまずの結果でしたが、最後の期末試験では良い成績を取ることができました。

こうして今学期の「語学堂」での自分を振り返ってみると、自ら率先して手を挙げるようになったことや、クラスのために何かをしたいと思うようになったこと、良い成績を取れたことなど、留学に来る前には想像することの出来なかった自分の姿だと感じ、このクラスでの学びは私にとって大きな力になったんだと感じます。

今学期の「語学堂」最後の授業では授賞式というものがあり、三つの賞が授与されます。私はクラスメイトが来る前に先生に呼ばれました。何か怒られるのかと思ったが、先生から意外な言葉をもらいました。“三つの賞のうちクラスに貢献した人に与える「模範賞」を伽歩に挙げたいが、あなたは一番成績が良かった人に与えられる賞をもらうことになった。だから、クラスで二番目に模範として頑張ってくれた友達に譲ってくれないか”という話でした。もちろん私は譲ることを快く受け入れました。何より私が一番うれしかったのは、そのような言葉をかけて頂いたことです。毎日遅刻と欠席をしないで学校に行くこと、出された課題をこなすこと、ミニテストや単語テストもしっかりとすることなど、私の毎日の積み重ねや、努力をしっかり見てくれている人がいるということがとても嬉しく、自分自身の学びを実感することができました。

語学堂で頂いた賞

韓国での生活も残り一か月となりました。この学びを無駄にしないよう、一日一日を大切に、多くのことを吸収し、学び、感じ、体験し、楽しみたいと思います。

エバーランドに行った際にクラスメイトと撮った写真

東アジア言語文化専攻
2年 高橋伽歩