2nd step⑥ 留学生活も折り返し地点!

南ソウル大学に来てもう三か月が経ちました。最初は長いと感じていた半年という留学ももう半分を切ってしまいました。その時間を充実に過ごせたのかをこのレポートを通して振り返ってみようと思います。

●学科の授業について
私が選択した専攻科目の授業は、不動産学科、国際流通学科の授業です。その中でも不動産学科の授業は思ったよりも理解しやすかったように思います。理由は二つあります。

一つ目は、韓国の不動産に関する法律は日本の法律を翻訳して作られたため、聞きなれた用語が多かったことです。韓国の学生にとっては、初めての単語でも日本人にとっては聞きなれた単語がありました。授業中に、『公共』の意味を聞かれ答えただけであれほど得意な気持ちになれたのは韓国だからだと思います。

二つ目は、担当教授が漢字に堪能だったからです。この授業の担当教授だけでなくほかの授業の教授の中にも、日本人留学生にとって難しい単語などは漢字を交えて説明してくださる方が多かったので、理解しやすく、漢字を知ることで難しい単語も覚えやすくなりました。

●大学祭について
大学祭の一週間ほど前から、今回の学祭の出演歌手が発表され、部活動別の出店の広報対決がSNSで熱く繰り広げられる中、私は周りの友人たちの様子がおかしいと感じていました。聞くと、今年度から学祭でのお酒の販売が禁止になったそうです。未成年の飲酒禁止、夕方撤収の日本の大学祭しか経験したことのない私からしてみればそれが当然のように思いますが、彼らにしてみれば大学祭とお酒の関係は切っても切れない関係なのだそうです。日本の文化と韓国の文化の違いを肌で感じた瞬間でした。

また、学生によるのど自慢大会でも韓国の学生と日本の学生の違いを感じました。私も出場し、残念ながら予選敗退してしまったのですが、まずリハーサルは2時間越えでした。相当な人数が応募したのだと思います。日本でもし学内のど自慢をした場合、韓国の学生のように自ら応募し大勢の前で歌う学生が何人いるだろうかと思いました。どちらが正しいというわけではありませんが、韓国人学生のエネルギーは素晴らしいと思います。定番の소떡(串にソーセージとトックを交互に刺した食べ物)をはじめ、最近はやりのヘナタトゥーまで、出店の種類が多様で見て回るだけでも楽しかったです。

●韓国の教会について
同じ授業を受けていた日本語学科の韓国人の生徒と仲良くなり、その方が通う教会に招待していただくことになりました。
はじめは緊張しましたが、日本語教室も開いているというその教会では、日本に興味をもってくださる方々が多く、日本人の私たちを優しく歓迎してくださいました。韓国の方々の情を肌で感じた瞬間で、私も出会いを大切にしていきたいと思いました。

これからの残り二か月をより充実なものにするため、もっと積極的に韓国の方々と交流し、文化交換だけでなく、様々な考えに触れていきたいと思います。

東アジア言語文化専攻
2年 佐藤由理

2nd step⑤ 様々な国からのクラスメイトとの学び

先日、語学堂での1学期間の学びを修了しました。振り返ると、本当に常識が覆されるようなことばかりで、毎日を新鮮な気持ちで過ごせたように感じます。

クラスメイトは計20名ほどで、日本人が自分を含め2名だったため、当初は不安しかありませんでした。他の生徒の出身地はベトナムを始め、モンゴル、中国、ウズベキスタンと、本当に多様でした。授業を通して、国や文化の違いは凄まじいものだと感じました。

まず、驚いたことは、遅刻や欠席者が非常に多かったことです。そして、遅れても、彼らはコンビニのホットドッグなどをカバンから出して食べたりしています。中には30代に近い人もいたのに、平然とそのような行動をとっていました。

しかし、もっと驚いたのは、彼らは授業の予習はほぼ完璧で、授業に出てくる単語はもちろんのこと、授業でやるワークブックまで終わらせていたということです。そして、積極的に発言をする姿勢では日本人は到底敵わないものでした。

彼らは私たちにも、とても友好的で、よく話しかけてくれ、まだ拙い韓国語で会話をし、時には英語やジェスチャーも交えて何とか意思疎通を図ろうとしてくれました。韓国人ではないアジア系の人達と、韓国語で話すというのは何とも不思議な感覚でした。それと同時に、共通語があるというのはなんと素晴らしいことだろうと感じました。そして、もっと色々なことを話してみたいと思うようになり、それがやる気に繋がりました。

また、授業を通して色々な国の文化を知ることが出来ました。しゃぶしゃぶは、中国でも同名で存在していたり、モンゴルでは馬の乳を飲んでいたりと知らないことばかりでした。オススメされなければ、一生聴くことはなかったであろうV-POPなどもとても興味深かったです。そして彼らもまた日本にとても興味を持ってくれました。日本語や、日本の歌などについて、たくさん質問されました。ベトナム人が、「こんにちは」と話しかけてくれたり、ウズベキスタン人が母国では日本のドラマである『おしん』がとても流行っていたと教えてくれたりして、日本の知名度は考えていたよりも高かったことを知り、とても誇らしくなりました。

授業の中で、1番心に残っていることは스승의 날に、先生を囲み、皆でケーキを食べたことです。
日本には母の日や、敬老の日はありますが、先生の日というのはなかったのでとても珍しい体験ができたように感じます。先生に感謝の気持ちを伝える日というのは、韓国らしいと感じました。一般的には、花をプレゼントしたりするらしいのですが、ケーキでも先生はとても喜んでくださりました。

語学堂では、様々な出会いを通して、韓国の文化はもちろん、世界の文化までを知ることが出来ました。この貴重な体験に心から感謝し、2学期も悔いの残らぬ生活を送りたいと思います。

東アジア言語文化専攻
2年 島津 那奈

3rd step⑦ 水原大学校~イベント盛り沢山だった4~5月

4月は中間テストがありました。梅光学院大学では中間テストはなく期末テストのみなので、中間テストがあるという環境は中学校・高校の頃を思い出しました。

テストは、本当に難しかったです。問題が韓国語なのはもちろんですが、テストがどのように出題されるか分からない中で大量のことを覚えなければいけないのがとても大変でした。日本語でも暗記をするのが大変な内容を韓国語で覚えるのは一度では頭に入って来ず、時間がかかる根気のいる作業でした。

そして、4・5月はSUBA(留学生サポーター)のイベントが目白押しでした。4月はチューリップ祭りが開催されている「エバーランド」へ行きました。グループで様々なアトラクションに乗ったりみんなで写真を撮ったりして、日本にいるときに仲のいい友達と行くテーマパークとはまた一味違った思い出を作ることが出来ました。

5月中旬は体育大会があり、チームごとに分かれて様々な競技を行いました。いくつかの競技で上位に入った私たちのチームは見事総合3位でした。
そして5月末には大学祭3日間の内1日で各国の料理をふるまいました。私は友達と3人でたこ焼きを作りました。材料が日本とは違うので思うような味にすることができませんでしたが、みんなが美味しいと言って食べてくれたので嬉しかったです。日本料理を他の国の人にご馳走する機会はないので、みんなの口に合って良かったと思います。

5月は様々な大学で大学祭が行われています。韓国の大学祭は日本の大学祭より華やかで、有名なアイドルや歌手が公演をします。
さらに公演は無料なので、他大学の人もたくさん見に行きます。私はルームメイトに誘われてソウルにある2つの大学祭に行ってみました。日本の大学に比べて規模が大きく、人も多く、かなり圧倒されました。画面の向こうでしか見たことのないアイドルを見ることが出来て、とても貴重な体験ができたように思います。さらに私のいる水原大学はPSYが来ました。PSYは世界的にも有名で、集まった人たちはものすごい盛り上がりでした。PSYが「Bravo, My Life」という曲を歌い終わって学生たちに向けて言った「태워나줘서 정말 감사합니다.(生まれてくれて本当にありがとうございます)」という言葉が本当にかっこよくて感動しました。

東アジア言語文化専攻
3年 近江 真奈美

3rd step⑥ 南ソウル大学校~4月から6月までの振り返り

南ソウル大学校にきて3か月が過ぎました。天安市は少し前までは涼しい天気でしたが最近は暑い日が続くようになりました。大学周辺も今は緑が溢れています。私は、授業や生活に慣れ、心に余裕を持って毎日を送っています。

4月の終わりには中間試験がありました。韓国の大学に来て初めての試験だったためとても緊張した記憶があります。私は観光経営学科で勉強していますが、1年生の授業もあれば4年生の授業もあり、取り組まなければいけないことがたくさんありました。また毎日の授業も十分に吸収できているわけではないので自習にあてる時間が足りない時もありました。テストも自分が思うようには問題は解けなかったし、反省点が残ってしまいました。今は期末試験の勉強をしていますが、前回の反省を生かして余裕をもってスタートしました。

5月の初めには留学生のための文化体験で、韓国最大のテーマパーク「エバーランド」に行きました。

いつか行ってみたいと思っていたところだったので嬉しかったです。普段なら人見知りしやすい私ですが、気分も上がり楽しくなっていたので自分から知らない人にはじめて話して友達になったり、その国の話をしたりして、単にテーマパークに行ったというだけではなく貴重な思い出になりました。また、勉強から解放されてストレスも解けました。後期にもこういった文化体験があると聞いたので、とても楽しみにしています。

そして中旬には大学祭がありました。天気が悪い日が続き心配でしたが、大学祭は無事開催されました。2年次に啓明大学校に留学していた時にも思いましたが韓国の大学祭は出し物やステージパフォーマンスがとても豪華で、大きいと思います。私も足を運びましたがすごく盛り上がっていました。EXIDという韓国のアイドルが来ていて人もとても多かったです。韓国ならではの大学祭を楽しめたと思います。

6月は期末試験があり、試験が終わるとすぐに夏休みに入ります。だんだん暑くなり、過ごしにくい季節になりましたが、期末試験の準備もしっかりやってあともう少し頑張りたいと思います。

東アジア言語文化専攻3年 瀧田美折