3rd step⑲ 霊山大学校~韓国人の学生と授業を受けたり交流したりする中で

この2か月でまたいろいろな経験をすることが出来ました。その中でも印象に残っていることは「日本での就職」についての授業を聴講したことです。内容は、韓国人が日本で働くときの仕事の選び方など、当然ながら韓国人学生のための授業ではあったのですが、日本人である私にも十分に参考になる内容でした。聴講したおかげで就職に対しての考えも変わり、授業で学んだことを参考に今後のことを具体的に描いていこうと真剣に思うようになりました。とても貴重な経験でした。

また、学科別・授業別の発表大会も印象に残りました。私は、発表はしなかったのですが、大会に出席し、他の班を見ることが出来ました。私がいつもパワーポイントを作るときは出来たらいいやと最後は雑になってしまうことが多いのですが、出場チームは見やすいように工夫して作っており、発表も台本をほとんど見ずに語り掛けるように発表している姿を見て、驚いたのと同時にとてもレベルの差を感じられました。
また一学期と同様に、先生を交え、同じ学科の学生全員でごはんを食べる機会があったのですが、先生のような目上の方がいらっしゃる場での礼儀作法を直接見て学ぶことが出来ました。

そして大学祭にも行ったのですが、スケールが大きく、より韓国の大学祭というものを体験することが出来ました。
最近、日韓関係では慰安婦問題や原爆についてのニュースがありましたが、そのことについて友達と深く話すことが増えました。日本で知られている事実と韓国で知られている事実が異なることは知っていたので、それを考慮しながら、韓国人の生の意見を聞きました。話してみると、韓国人の友達はほぼ全員が自国の歴史や政治はもちろんのこと、日本の歴史や政治までをも詳しく知っていることがわかりました。私は韓国に長期留学していながらそういったことをきちんと理解できていないことを情けないと思い、反省しました。しかし、そのおかげで、これまでなかなか手を出してこなかった歴史や政治などを少しずつ調べるようになりました。また、以前は、私は「大勢いる日本人の中の一人だから」と日本人としての責任など持たずにいたのですが、友達の考えを聞いて、「自分が日本人であるという事実は変わらないのだから、歴史的な面でも日本人としての責任感を持たなければ」ということを感じるようになりました。

留学生活もあと一か月なので、最後まで悔いのないようにまた留学に行かせてくれた両親に感謝しながら学校生活を過ごしていきたいと思います。

東アジア言語文化専攻
3年 來見優花