2nd step⑩ 留学でわかった韓国語上達のコツ

5か月間の語学留学が終了した。韓国に来た当初は帰りたい気持ちでいっぱいだったが、いざ帰るとなると寂しさと、もっと現地で学びたいという気持ちがあふれてきた。言語を学ぶ上でどのような方法で勉強すればいいのか、何から手をつければよいのか、日本にいたときは分からなかったが語学堂での授業を通して明確に分かった。

まずは声に出すことが最重要だと感じた。語学堂でのクラスメイトや寮のルームメイト、違う部屋の友達と話すと、その度に語彙力が伸びたように感じた。最初は分からない単語を調べて話していたが、途中からそれをやめて、自分が今持っている単語や文法を使って話すようにした。それで理解してもらえると、自信が出た。また、知らない単語をその場で調べると、相手を待たせてしまったり、何の話をしていたのかを忘れてしまうのでコミュニケーションに支障が出る。知っている簡単な単語に置き換えて話すことによって、友達が「あ~、これのことね!」と教えてくれて新たな知識を覚えることにもつながった。

買い物の際、多くの店員の方は、私に日本語で接客をしてくれたけれど、私は負けじと韓国語で返していた。すると、韓国語で接客をしてくれて、それも良い勉強になった。その会話の中に語学堂で習った文法や単語が出てくることが多くあったため、用途や使うタイミングも知ることができ、効果的に復習をすることもできた。

一方、今回の留学生活で最も後悔したことは日本人と日本語で話してしまっていたことだ。はじめての海外での長期滞在のため危険なことがあったらと不安に思い、ひとりで行動することはあまりなかった。韓国人とふたりで会話することもほとんどなく、日本人複数人と韓国人複数人での会話がほとんどだった。韓国人が一人に対し、日本人複数人のときには、何の話をしているかわかるように日本人同士でも韓国語で会話をしていたが、お互いに複数人でいるとどうしても母国語で話してしまうのだ。勇気を出して韓国語で話す機会をもっと多く設けていたらより上達していただろうと思う。

この5か月を通して、これからすべきことやしたいことなど、自身を奮い立たせてくれるものが多くあった。まずは、語学堂で学んだことを復習しながら、教材は違ったとしても同じような勉強法を実践していく。そして、SNSでつながっている友達ともこまめに連絡をとる。そして、次回のTOPIKに向けての勉強にも力を入れる。夏休みの2か月間を有意義に過ごし、精進してきたいと思う。

東アジア言語文化専攻
2年 吉岡美里