2nd step⑦ 韓国留学4か月を過ごして感じた成長

現地学期留学(2nd step 語学留学)を南ソウル大学で過ごして4か月が過ぎようしています。こちらに来た当初は右も左も分からず生活に慣れず体調を崩してしまったこともありましたが、4か月が経った現在ではとても充実した生活を送ることができています。今回私が書きたいのはタイトルにもあるように今学期の「語学堂」で私が何を学び、どのよう部分が成長できたと感じたのかという部分についてです。4か月という短い期間ではありますが、紹介していきたいと思います。

語学堂の授業は、来韓当初に行ったTOPIK(韓国語能力試験)の結果をもとにクラス分けを行いそれぞれの教室に振り分けられました。私は所持級より一つ上のクラスでのスタートとなり、最初は不安でいっぱいでした。教室内には日本人は私一人しかおらず、皆自分の国の友達と集まっていたからです。

私は元々人見知りということもあり、自分から進んで話しかけるという事がとても苦手でした。なので、この瞬間も“教科書を見せてほしいけれど、どうやって話しかけようか”ととても悩んでいました。すると、中国人の女の子が“教科書を一緒に見よう”と声をかけてくれました。この一言が無ければ私はこのクラスに溶け込むことはできなかったと思います。その子が話しかけてくれたおかげで、他の国の子も私に沢山話しかけてくれ、どんどん仲良くなっていくことができました。なかには日本にとても関心があり、日本のアニメやファッションが好きで日本語を教えてほしいと言ってくれる子も居り、とても嬉しかったです。また、私のクラスの先生も日本に関心が高く、先生とのコミュニケーションも良く取ることができました。

最初に話し掛けてきれた中国人の友達

そんな語学堂のクラスの中で、반장(クラスリーダー)を決めることになりました。もちろん私は人見知りで自ら前に出る性格では無かったため、黙っていました。すると、ベトナム人の友達が“伽歩が良いと思う!”と私を推薦してきました。先生も私が適任だと言います。初めはなぜ私が選ばれたのか分からず“どうして?”と疑問に感じながらリーダーをしていました。しかし、クラスリーダーとして仕事を頼まれるようになり、私自身にも変化が生まれ始めました。リーダーという役割を担ううちに、クラスの子をもっと知りたい、もっとクラスのために何かしたいと感じるようになりました。そして、発表や試験の準備、順番を決めるといったことをする時、率先して自ら手を挙げることが増えてきました。欠席や遅刻もすることなく、中間試験ではまずまずの結果でしたが、最後の期末試験では良い成績を取ることができました。

こうして今学期の「語学堂」での自分を振り返ってみると、自ら率先して手を挙げるようになったことや、クラスのために何かをしたいと思うようになったこと、良い成績を取れたことなど、留学に来る前には想像することの出来なかった自分の姿だと感じ、このクラスでの学びは私にとって大きな力になったんだと感じます。

今学期の「語学堂」最後の授業では授賞式というものがあり、三つの賞が授与されます。私はクラスメイトが来る前に先生に呼ばれました。何か怒られるのかと思ったが、先生から意外な言葉をもらいました。“三つの賞のうちクラスに貢献した人に与える「模範賞」を伽歩に挙げたいが、あなたは一番成績が良かった人に与えられる賞をもらうことになった。だから、クラスで二番目に模範として頑張ってくれた友達に譲ってくれないか”という話でした。もちろん私は譲ることを快く受け入れました。何より私が一番うれしかったのは、そのような言葉をかけて頂いたことです。毎日遅刻と欠席をしないで学校に行くこと、出された課題をこなすこと、ミニテストや単語テストもしっかりとすることなど、私の毎日の積み重ねや、努力をしっかり見てくれている人がいるということがとても嬉しく、自分自身の学びを実感することができました。

語学堂で頂いた賞

韓国での生活も残り一か月となりました。この学びを無駄にしないよう、一日一日を大切に、多くのことを吸収し、学び、感じ、体験し、楽しみたいと思います。

エバーランドに行った際にクラスメイトと撮った写真

東アジア言語文化専攻
2年 高橋伽歩