2nd step④ 平昌パラリンピックへ고고씽!

私たちがここ、南ソウル大学に来て早くも2か月が経とうとしています。日本にいる時よりも二倍程早く時間が進んでいるように感じるのは、日々学ぶことが多く、こちらでの生活が充実しているからでしょうか。

それというのも、韓国語学習者である私たちにとって、韓国の地ではあらゆる物が私たちの学びの対象になります。毎日の授業はもちろん、看板や寮内での放送、掲示物、韓国人の友人達との会話、飲食店やカフェでのメニュー。全て私達の勉強材料となるため、たった2か月とはいえ、“収穫“がとても多かったように感じます。

韓国ならではの経験もたくさんできました。なかでも、3月にカンヌンで行われた平昌パラリンピックを観に行けたことは本当に貴重な体験だったと思います。私たちが観戦したのはアイスホッケーの試合です。日本チームは惜しくも韓国に敗れてしまいましたが、私たちが応援していた高橋和廣選手は期待に応え、見事にゴールを決めてくれました。

試合後 高橋和廣選手と

私はこの試合を観るうちに何度もこう思いました。「オリンピックではなく、パラリンピックを観に来ることができて本当に良かった…!」と。一所懸命にプレーする選手達の姿に何回もウルっときて、全身に鳥肌が立ちました。本当に一生忘れられない、感動的で素敵な経験でした。

応援幕 友達と協力して作りました!

また、会場のカンヌンまでは、アン先生と、その教え子の方が車で運転して連れていてくださったのですが、行きがけのパーキングエリアで韓国人のヘビンが巻いてくれたのり巻きを食べながら皆で話をしたのも楽しい思い出です(ヘビンは韓国で日本語を専攻している学生で、私たちが韓国に留学するよりも前の今年1月にアン先生とともに梅光に来てくれました)。

この2か月間の中で、私たちは、独立記念館も訪問しました。そこでは、日韓の歴史について、私は恥ずかしながら浅い知識しか持っていなかったということに気づきました。ガイドさんの説明を一時間くらい聞いた後、もっと知りたいと思うことがどんどん出てきたので、自由時間の間に建物内の全てを見て回りました。言葉では表しきれない程の残酷な真実を目の当たりにし、何とも言えない感情を抱きました。このようなことが実際に行われていたのかとあまりにも信じがたいその事実に触れ、全身に冷気が走りました。独立記念館を離れた後も頭の中ではずっとそのことが離れなくて、その日は一日中心が重かったのを覚えています。私たちは知らなければいけないことをあまりにも知らなすぎるのだと思いました。

毎日頭に入りきれない程の知識とたくさんの経験をすることができ、留学の醍醐味はこういうことなのかもしれないと感じています。寮生活ということもあり、韓国人の友人もすぐにできたし、韓国人が朝起床して夜就寝するまでどのような生活をするのかも知ることができました。とても有意義な留学生活を送れているのではないかと思います。言語の壁にぶち当たったときにも、語学堂で一緒に学ぶ友人や、一緒に日本から来た梅光の友達がいるおかげで、挫けることなくむしろ向上意欲が芽生える一方です。3か月後にどれくらい心も知識も韓国語も成長しているのかが、今一番の楽しみです。

文学部 人文学科 東アジア言語文化専攻2年 京極玲奈