2019年春竣工 学びを変える、働き方を変える新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」

コンセプト

学びを変える、働き方を変える
~新時代の教育への挑戦~

梅光学院 学院長・大学長
樋口 紀子

梅光学院大学 開学50年を祝し、建設を進めて参りましたThe Learning Station CROSSLIGHTが無事完成いたしました。これもひとえに日頃からご支援、ご協力いただいております関係の皆様ならびに施工に携わってくださった皆様のご尽力の賜物と心から感謝申し上げます。
さて、本学の歩んできた50年間は社会情勢が大きく様変わりした激動の時代でした。とりわけ近年の都市・地方を問わないグローバル化の進展やテクノロジーの急速な発達には目を見張るものがあります。そして、それらは今後も加速度的に変化していくことが予想され、「今」の常識やシステムがすぐに通用しなくなり、将来の予測が困難な時代が到来します。このような時代を生き抜くためには、すでに存在する「正解」を見つけるのではなく、自分で考え、新しい価値を生み出していく力が求められます。
本学では、こうした動きを早くから見据え、学生たちの「考える力」や「新しい価値を生み出す力」を育むため、希望者全員参加型海外留学制度の整備やアクティブラーニング型授業の拡充など、体験・経験を重視した学びを展開して参りました。そして、このたび完成したCROSSLIGHTは、授業だけでなく大学生活のすべての時間において、また、教室だけでなくあらゆる空間において、体験・経験型の学びを可能にします。学生たちの感性を刺激し、学ぶ意欲を引き出すため、色や形状など細部にまでこだわりました。
さらに、本学の特長である「教職協働(=教員と職員が協働して学生を育てる)」の観点から、教員個別の研究室を廃止しました。今後は教職員全員が、CROSSLIGHT 1階のフリーアドレス制オフィスで働きます。学生たちも必ず訪れる空間のため、これまで以上に学生と教職員の交流が生まれることを期待しています。
つまり、この新校舎のコンセプトは、建物によって「学び」や「働き方」、「学生支援のあり方」を変えることです。これは私たちにとって大きな挑戦です。加えて、1階のトラットリア(カフェレストラン)は地域の方もご利用いただけますので、大学が地域の拠点にもなりうると考えています。人口減少がはなはだしい地方都市の活性化も視野に入れているのです。梅光のこれからに是非ご期待ください。ここから梅光の新しい50年が始まります。

建築家紹介

世界に誇れる学びの場をめざして

建築家 小堀 哲夫

今回の新校舎建設プロジェクトのお話を最初にいただいたとき、学院として140年を超える歴史を持ちながら、学生のことを第一に考え、校舎だけでなく教育そのものをアップデートしようとする気概とチャレンジできる雰囲気をこの大学に感じました。
議論を重ねて決定した新校舎のコンセプトは、「学生の居場所をつくること」。そして「学生の自主的な学びを誘発すること」です。そのため、設計にはセミオープンの考え方を採用しました。これは、直線的な廊下の両端に教室が配置されるといった「教育を受ける」ことを中心に設計されてきた従来型の校舎とは対照的に、空間を完全に仕切ることなく、フロア全体を空間の連続体としてゆるやかに連ねる手法です。廊下と教室の区別を極力なくすことで、活発かつ流動的な導線を生み出し、人と人との多様な交流を実現することをめざしました。
また、セミオープンという特長を共通して持たせつつも、それぞれのフロアは全く異なる個性をもった空間として設計しました。トラットリア(レストラン)と教職員のフリーアドレス制オフィスの2つの要素で構成され、様々な人や情報が行き交う1階。4つのガラス張りのスタジオにより、学びが可視化される2階。「うねうねソファ」「ホワイトボード小上がり」など、遊び心あふれるアクティブラーニングスペースが点在する3階。CROSSLIGHTでは、こうした個性的なスペースの中から学生自らが学びの場所を選び、使い方を考える楽しみがあります。人間に本来備わっている「自分で選びたい」「自分で決定したい」という欲求を刺激し、自主性や創造力を育む仕掛けです。
CROSSLIGHTはこのたび無事に竣工しましたが、これで完成ではありません。設計に至るまでにも、学生や教職員の皆様とワークショップで対話を重ね、アイデアを生み出してきましたが、今後も新しい使い方、学び方を発見し、このCROSSLIGHTを世界に誇れる校舎へと育てていただけることを期待しています。

1981年生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了後、久米設計に入社。2008年に独立し、㈱小堀哲夫建築設計事務所を設立。2017年度、国内二大建築賞「日本建築学賞」「JIA日本建築大賞」を史上初めて同時受賞。ほか受賞多数。

施設紹介

様々な人が行き交うプラットフォーム

1階は、すべての学生とすべての教職員が行き交う拠点です。通常、日本の大学では、教員は授業以外の時間は個人研究室で授業の準備や研究活動を行いますが、梅光学院大学は「教員と職員が一体となって学生を育てる」という特長をさらに強化するため、個人研究室を廃止しました。今後は1階のフリーアドレス制オフィス(固定席がないオフィス)で教職員全員が働きます。これにより、教員と学生の交流はこれまで以上に増えることを期待しています。また、職員も全員がオープンなこのフロアにいるので、目的ごとに違う部屋・フロアに行く必要はありません。誰を訪ねてよいかわからないときには、インフォメーションカウンターもあるので、安心です。

フロア全体が大きな教室

2階には100人収容と50人収容の教室がそれぞれ2室ずつ配置されています。この4つの教室はいずれもガラス張り。外から見学できるので翌年履修したい授業を考えたり、発表を行う授業であればオーディエンスが増えることでより一層緊張感が生まれたりと、見る/見られることによる効果を期待しています。尚、アクティブラーニングに対応した可動式の机と単焦点のプロジェクターを採用。また、365種類の個性的な椅子を備えており、その日の気分に合わせて選ぶことができます。

ゆるやかにつながり合う多種多様な学びの場

3階はアクティブラーニングのための空間をたくさん散りばめています。床面がホワイトボードになった小上がりやうねうねと続く巨大なソファ、階段状のベンチなど、こうした遊び心あふれるスペースも「教室」として活用され、これまでにない授業スタイルを可能にします。また、友達や先生とミーティングをしたり、一人で集中して勉強したりすることに適したスペースなど、学生の居場所がたくさん用意されています。

ワークショップ

本物の「学び」が生まれる場所をめざして

―学生・教職員・専門家で
新校舎建設ワークショップを開催―

新校舎のコンセプトは「学生の居場所をつくること」。そして、「学生の自主的な学びを誘発すること」。教わる学びから、自主的な学びへと、学生主体のアクティブラーニングを実現するため、学生・教職員・各分野の専門家が一体となったワークショップを開催しました。

ワークショップは複数回にわたって行われ、新校舎と、梅光学院大学の未来について、夢や想いを語り合いました。そして、「ガラス張りの教室」や「アクティブスポット」など、このリーフレットでもご紹介している特徴的な要素の一つひとつについて、「どんな使い方ができそうか」「どんな使い方をしてみたいか」を、全員が自分事として考えました。なお、新校舎は以下の3つのポイントを大切にして設計されていますが、これらもワークショップでの対話や議論が土台となっています。

新校舎建設及び学内整備募金

~後輩の未来のためのご寄附にご協力ください~

このたび、パソコンやスマートフォンでご利用いただける、インターネット寄附金サイトを開設いたしました。(クレジットカード決済のみご利用可能)
梅光学院では、生徒・学生の活動支援の拡充を目指して、募金活動を行っております。ご寄附の使途に関しましては、新校舎建設及びそれに伴う施設・設備の充実に資する資金調達のため、そして国内外での学生の教育、学習及び生活に関する支援の充実を図る事業等を対象とさせていただくものであり、これら事業を通じて、地域、そして世界で活躍できる人財の育成に努めてまいります。また、本募金は、卒業生の皆様、在学生・在校生、学院の相互の関係を一層強めるとともに、新たな学院の寄附文化の醸成を図ることを目指すものです。
昨今の厳しい社会情勢のもと、誠に恐縮には存じますが、何とぞ本学の意をご賢察くださり、募金活動にご協力、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

梅光学院 学院長 樋口 紀子

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