施設・機構


地域文化研究所

地域社会への「情報発信基地」として

地域文化全般についての合同研究機関

当研究所は、地元にととまらず、広く東アジアにまたがる地域をフィールドとし、各地域の歴史・民族・言語といった文化全般につき、諸分野の専門家合同で調査研究を進めようと、1984年に設立されました。その成果は「地域文化研究所紀要」に発表されます。また研究例会および大会を年計4回開催。 博物館学課程や日本文学科地域文化研究コースと連携して、地域文化の調査・保存活動を行い、情報発信基地として地域社会への知の還元も行っています。

2010年度の主な活動

地域文化の調査・研究

研究所の人気行事!
アカデミック・キャラバン - 近隣の史跡を知的探検しよう!

地域文化研究所では、毎年初夏に近隣地域の史跡を、しかも普段見られない奥の奥まで足を伸ばし、そうだったのか、と目からウロコ間違いなしの日帰りツアーを行っています。2008年度は日本の近代産業を支えた炭鉱の地・筑豊のなかの文化財を巡ります。

2010年度のアカデミックキャラバン
 初冬バスハイク・英彦山の文化財―英彦山神社、財蔵坊―
  行先:銅鳥居、財蔵坊、英彦山神社、英彦山温泉
  日時:2010年12月4日(土)8時40分~17時(雨天決行)
  集合場所:梅光学院大学玄関前(向洋町)8時30分集合厳守
            ※集合当日の緊急電話(午前8:00~8:30まで 083-227-1020 学生課)
  費用:一般・学生2500円(バス代・高速料金・保険料・スロープカー乗車料)
  先着45名 ※募集〆切:11月26日(金)17時まで

研究会・講演会などの開催

<例会>
2010年: 第68回例会

期 日: 2010年 9月18日(土) 13時30分~
講演者: 金谷 匡人 氏 (山口県文書館 副館長)

場所: 梅光学院大学 本館303号教室 <入場無料>
※事前申し込みは不要です。なお御車でのご来校はご遠慮ください。
※公共の交通機関のご利用をお願いします。

交通手段:バス(サンデン交通)下関駅前―「東駅」バス停15分 徒歩2分

【発表要旨】
 大内氏にまつわる「もうひとつの異国襲来伝承」を通じて、「カミカゼの神話」に彩られた「これまでのニッポン」とはどこかが違う、 大きく東アジアに開かれた「もうひとつのニッポン」をあぶり出してみたい。
 そもそも、鎌倉幕府や朝廷にとっての「国難=蒙古襲来」は、はたして西国の諸勢力や海辺民にとっても同様の意味をもった「国難」であったか?
 その答えは、おそらく「否」である。

【講演者・プロフィール】  金谷 匡人(かなや まさと)
  田布施町出身。昭和34年(1959)生。
 東京大学文学部国史学科卒。県立高校、県史編さん室等の勤務を経て現職。
 趣味は「歴史」と「民俗」の合間を埋める作業。

【主な著書・論考】   「海賊たちの中世」(吉川弘文館)、「山口県の歴史散歩」(山川出版社)等多数。


<大会>
2010年:第25回大会
                                
会期  2010年 3月 13日 (土)
      13時30分~15時
講演者   古城 春樹氏(下関市立長府博物館 学芸員)

会場:梅光学院大学 図書館ホール           <入場無料>

*事前申し込み等は不要です。

【発表要旨】
 薩長両藩は、共に朝廷への忠節・忠勤を第一義としながらも、 その路線の違いから衝突を繰り返してきました。しかし、元治元年の末頃から両藩は歩みよりを始め、慶応2年1月に、いわゆる「薩長同盟」が締結されるや、大塊となって倒幕・維新実現の道を共に歩んでいくこととなります。 本講では、大局的政治史を踏まえながら、薩長両藩が手を結ぶこととなった理由と過程、薩長同盟の目的、さらには、同盟締結後の両藩動向を考察しようとするものです。

【講演者・プロフィール】  古城春樹(こじょう はるき)
 1968年下関生まれ。1991年島根大学法文学部卒。
 民間企業勤務ののち、1993年下関市入庁。1999年より
 下関市立長府博物館勤務。 「三吉慎蔵と坂本龍馬」
 「旧臣列伝―下関の幕末維新」 「長州と薩摩」などの企画展を担当する。
【主な著書・論考】
 単著「龍馬とお龍の下関」
 共著「山口県の不思議事典」(新人物往来社)
 「九州文化図録撰書7 筑前維新の道 さいふみち博多街道」(のぶ工房)など

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