アイルランド留学 一ヶ月の経過(1)~授業編~

英語英文学科3年、松谷有希子
アイルランドからこんにちは。英語英文学科3年、松谷有希子です。 アイルランドに到着してから早や一ヶ月が経ち、だんだんこちらでの生活にも馴染んできました。 今回は、大学の授業やクラブ活動、寮生活、これまで参加したイベントについて、ご報告します。

St. Patrick’s College(セントパトリックスカレッジ) この大学は、比較的小規模な大学なのですが、英語学科、フランス語学科、地理学科、数学科、宗教学科、音楽学科、教育学科と様々な分野の授業を受けること が出来ます。私はこの前期に、英語学科から3つ、宗教学科から1つ、地理学科から1つ、そしてアイルランドの言語や文化についての授業を1つ、計6つの授 業を受けています。授業を受け始めた頃は耳がついていかず、単語を拾って内容推測するのも難しかったのですが、次第に耳も慣れてきました。先生方は優しく、つたない質問にも丁寧に答えてくださるので、分からないことも質問しやすいです。

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授業内容 〈英語学科〉 An Introduction to Fiction: the Short Story いくつもの出来事から構成される小説とは違い、ある一つの出来事のみに焦点を当てて書かれるショートストーリーの設定に内包されたテーマや作者の意図を分 析する授業です。これまではNathaniel Hawthorneの‘The Minister’s Black Veil ― A Parable’、Edgar Allan Poeの‘The Masque of the Red Death’、Katherine Mansfieldの‘The Garden Party’が扱われました。

Shakespeare 偉大な劇作家であるShakespeareの作品の中から、A Midsummer Night’s Dream、Richard Ⅲ、Hamlet、The Tempestをそれぞれのテーマや作中に反映されている時代背景などを分析する授業です。今はA Midsummer Night’s Dreamが終わり、Richard Ⅲの途中です。

Creating Childhood 18世紀後半から20世紀初頭にかけてのイギリス児童文学から読み取れる時代背景、作品が与えた影響、作者の子供時代との関連などを分析する授業です。 William BlakeのSongs of Innocence and Experience、Charlotte BronteのJane Eyreが終わりました。

〈宗教学科〉 Celtic Spirituality この授業では、キリスト教がアイルランドに入ってくる以前のケルト民族の宗教や神話が息づいていた時代、キリスト教が普及した時代、そして現代と3つの時 代について講義が行われます。まずキリスト教がアイルランドに入ってきた経緯から始まり、St. Patrickやその他の聖人たちのことが一通り終わったので、これから時代をさかのぼってケルトの宗教について学びます。

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〈地理学科〉 (留学生向け) International Fieldcourse in Irish Landscapes and Heritage この授業は講義形式ではなく、フィールドトリップに行って現地調査をし、エッセイを書くというものでした。申し込む時に単位が必要かどうかを尋ねられるの で、必要ないと言えば、小旅行として楽しめます。前期、後期で行く場所も違うそうなので、アイルランドの様々な面を見ることが出来る良い機会だと思いま す。今回はTidiest town in 2013に輝いたMoynaltyという町と、その横のSt. Kilianの生誕地であるMullaghという町へ行き、その帰りに世界一美しい本ということで有名な『ケルズの書』の名前の由来になったKellsの 町にも立ち寄りました。

〈アイルランド〉(留学生向け) Irish language, culture and literature これまで、アイルランドの土着の言語であったゲール語の基本的な会話に挑戦したり、ゲール語で書かれた詩を英語の対訳と共に目で追いながら聞いたりしまし た。ゲール語の難しい発音に苦戦したり、アイルランドの詩が俳句の影響を受けているという事実に驚いたりと、毎回とても興味深いです。

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Ireland1105 (12) クラ ブ活動は、体育会系から文化系まで多岐にわたり、私はMusic groupに参加しています。このMusic groupでは、最初のミーティングでやりたいジャンルの音楽に分かれ、その中から担当する楽器を考慮しながらグループを組んで、曲を相談して選んで練習 し、最終的には学期末に発表の場が設けられるそうです。私の入ったグループはまだ、曲の候補を上げて楽譜を探している段階なので、練習しようにもできない 状態ですが、どんな演奏になるか楽しみです。
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