大学院 文学研究科日本文学専攻


大学院 文学研究科 日本文学専攻/英米文学専攻

日本文学専攻 博士前期(修士)課程/博士後期課程
優秀な教授陣の指導をベースに 国内はもとより海外からも高い評価を得る 日本文学専攻の多種多様な講座群

優秀な教授陣による多様な講座の開講により、本学大学院・日本文学専攻は、国内はもとより海外からも高い評価を得ています。
研究対象となる時代は上代から中古、中世、近世、近代、現代に至るすべてを網羅しており、分野的にも物語文学、和歌文学、説話文学、近現代の散文・韻文、日本語学、漢文学のすべてを指導可能としています。この広範さは全国的にも稀なレベルです。
また、2007年度からは教員志望の学生が、博士前期課程を修めながら専修免許状が取れるコースを開設しています。

(注)大学院の募集要項についてはこちら(PDFファイル)をごらんください。
(注)大学院(10月入学)の募集要項についてはこちら(PDFファイル)をごらんください。
(注)外国人留学生の大学院募集要項についてはこちら(PDFファイル)をごらんください。


日本近代文学会や西日本国語国文学会など
学外の学会に積極参加して研究を発表

博士後期課程の院生は日本近代文学会や西日本国語国文学会、日本キリスト教文学会など、学外の学会にも積極的に参加。自らの研究を発表すると同時に、他大学の教員や院生の優れた研究から、多くを学んでいます。

専門研究者や編集者をはじめとする
日本文学専攻修了生の多彩な進路

本学大学院・日本文学専攻修了生の多くが、中学・高校の国語教員として活躍しています。また中原中也記念館や松本清張記念館などの学芸員、司書をはじめ、専門研究者(国内外の大学・短期大学・高等専門学校の教員)や大学進学予備校の講師、出版社の編集などの職に就いた修了生も少なくありません。
博士号を取得した中国や台湾、韓国からの留学生には、母国や日本の大学の教壇に立つ人も数多く、本学大学院・日本文学専攻修了生の進路は多彩です。

2010年度開講科目 古典文学研究Ⅰ・Ⅱ 『平家物語』研究
古典文学研究Ⅲ・Ⅳ 『源氏物語』研究
近代文学研究Ⅰ・Ⅱ 近代文学の研究〜青春をテーマに〜
近代文学研究Ⅲ・Ⅳ 夏目漱石研究
古典文学演習Ⅲ・Ⅳ 『古事記』研究
近代文学演習Ⅲ・Ⅳ ドストエフスキー研究
日本語学研究Ⅰ・Ⅱ 『枕草子』の用語と表現の研究
日本語学演習Ⅰ・Ⅱ 日本語の文法を考える
国語教育研究Ⅲ・Ⅳ* 現代文・古文の教材研究
漢文学特論Ⅲ・Ⅳ 『古文真宝』研究
キリスト教思想史Ⅰ・Ⅱ 『聖書』研究
教育学研究Ⅰ・Ⅱ* 西洋の教育思想・制度の研究

*印は教職コース修了証の授与に必要な科目


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大学院 文学研究科
日本文学専攻 博士前期
(修士)課程 2008年3月修了

木村 奈緒子さん
梅光学院大学 文学部 日本文学科
2006年3月卒業
山口県立 山口中央高校出身

大学院で日本文学を学ぶ目標は
文章を正確に読む力を養うことです

子どもの頃から読書が好きで、気づけば「小説家になる」という夢を抱いていました。でも「夢を追うだけでは......」と考え、教員をめざしつつ創作が学べる梅光学院大の文学部に入学しました。大学院に進んだのは学部で学ぶにつれ「より正確に読めるようになりたい」と思ったからです。
研究テーマは森鴎外。彼がなにを考え、どのような心情で書いた作品なのか、分析しながら読むわけですが、それは読書というより訓練。物語に没頭したい読書好きにとっては、少々辛くもありましたが、文章を正確に読む力は、社会のあらゆる場で役立つと思います。


教授陣
日本文学専攻

佐藤 泰正 教授 文学博士
研究テーマ/夏目漱石研究
専門は日本近代・現代文学、キリスト教文学。夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、宮沢賢治、中原中也、遠藤周作などを中心に著作が多いが、村上春樹やよしもとばななといった現代作家も論じる。宮沢賢治賞受賞。
主著に『夏目漱石論』(筑摩書房)、『佐藤泰正著作集』(全13巻 翰林書房)など。

中野 新治 教授 学長
研究テーマ/日本の「近代化」と文学
専門は日本近代文学。明治・大正期の詩歌、散文、評論を対象として研究を進める。北村透谷、森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、高村光太郎、萩原朔太郎、中原中也などについて論文多数。特に近年は宮沢賢治を集中的に研究している。
著書に『宮沢賢治・童話の読解』(翰林書房1995年度宮沢賢治賞奨励賞受賞)、『近代日本と北村透谷』(共著 翰林書房)、『文人短歌』(共著 朝文社)、『キリスト教文学を読む人のために』(共著 世界思想社)など。

関 一雄 教授
研究テーマ/日本語学研究
専門は日本語学。特に、平安時代を中心とした文体史の研究。主として和文と訓点資料に用いられた語彙の対比分析。鎌倉時代の説話文学・中世王朝物語の用語の分析をもとに平安時代の語彙を逆照射し、文体という化粧の蔭に隠れて見えにくい語彙(日常的語彙)への接近を試みる。
著書に『国語複合動詞の研究』(笠間書院)、『平安時代和文語の研究』(笠間書院)、『一の坂川/姫山 国語国文論集』(共著 笠間書院)など。

岡田 喜久男 教授
研究テーマ/『万葉集』研究
専門は上代文学。「記紀歌謡」の比喩表現や類同歌の研究、『万葉集』の第三期の歌人、大伴旅人、山上憶良、山部赤人、高橋虫麻呂などについて論文がある。
主要論文に「高橋虫麻呂伝説歌考」、「山部赤人論」、「万葉集における〈みやび〉の発生と展開」、「大伴坂上郎女論」など。

倉本 昭 講師
研究テーマ/近世文学研究
専門は和学者の学芸史に関する研究。御師階級出身の和学者・荒木田麗女のほか上田秋成らの文芸活動を時代思潮の中で再検討する。
著書(共著)に『近世文学研究の新展開』(ぺりかん社)、『日本古典文学研究史事典』(勉誠社)など。主要論文に「国学者と画論」、「上田秋成「ぬばたまの巻」の再検討」、「安井家蔵荒木田麗女書簡」など。

安道 百合子 講師 博士(文学)
研究テーマ/源氏物語古注釈の研究/国語教育講義(古文)
専門は中古・中世の物語文学。特に平安時代後期以降の物語を対象として、『源氏物語』からの影響や物語創作の方法などを研究する。授業では、『源氏物語』の古注釈資料を読み解くとともに、平安後期以降の『源氏物語』受容のあり方や、古注釈の史的変遷について考察する。また、教職を志す学生対象の授業では、中学高校の古典教材を読解し、教授の方法について考察する。
主な出版物(データベースCD-ROM)に『吾妻鏡』、『歴史物語』(共著 岩波書店)。

中尾 健一郎 講師 博士(文学)
研究テーマ/中国古典文学研究
専門は中国古典文学。六朝・唐代の詩文、特に陶淵明、白居易の詩歌。近年は唐代及び宋代の都市において行われた知識人の創作活動について研究している。
主要論文に「陶淵明『読山海経』詩に見える『楚辞』の影響」、「杜甫献賦考」、「白居易と洛陽」、「司馬光の洛陽退居生活とその文学活動」、「司馬光の詞について-内閣文庫蔵『増広司馬温公全集』所収作品を中心に」など。

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