
文学部 日本文学科 文芸創作専攻/日本語・日本文学専攻/地域文化専攻


さまざまな地域の生活文化や精神文化を総合的に捉えて学びます。
具体的には、ある地域から生まれた文学・芸術の社会背景や風土の考究や、歴史学・民俗学的な立場からの生活文化に関する考察です。フィールドワークにも数多く取り組みます。
これらを通じて地域社会の在り方や地域振興の方法等についても考え、行政や博物館、文化施設などでの活躍をめざします。
培った地域文化への知見や理解を生かし
卒業後は地域の活性化に貢献したい
文学部 日本文学科 地域文化専攻4年生
松村 翔さん
山口県 周防大島高校出身
●文学に限らず、歴史学や民俗学、考古学などの視点からもアプローチすることに魅かれ、2年次からの専攻は地域文化を選択しました。
●3年次のゼミでは江戸期から大正期まで、下関の小月地域で焼かれていた生活陶器「小月焼」に焦点をあてました。かつて窯があったとされる小月小学校にも足を運び、校長先生からお話を伺うといったフィールドワークも行いました。卒業後は公務員になり、専攻で培った地域文化への知見や理解を生かして、地域の活性化に貢献したいと思っています。
Student × Teacher
佐伯 美沙子さん(左)文学部 日本文学科 地域文化専攻4年生(山口県 梅光女学院高校出身)
×倉本 昭 教授(右)
●「佐伯さんが倉本教授とのフィールドワークに初めて臨んだのは2年次末。赴いたのは京都。「先生の示唆を受けて訪ねた先々で"新発見"と遭遇。知的興奮が冷めやらないまま、3年次の倉本ゼミに進みました」。
●そんな佐伯さんが、ゼミで仲間と取り組
むのはユニークな観光ガイド作成の下準備。「江戸時代に編まれた京都ガイドを集めた『京都叢
書』を使って、『京都伝説ハンドブック』編纂のシミュレーションをしています。お寺や神社は現在と観光のポイントが違っていて面白いですよ。古地図に載った竜安寺の絵に枯山水がなかったり......。フィールドワークで訪ねた時の印象を出発点に、先生の解説を得て古い文献を探ると、今の京都の風景の奥に歴史が感じられて、ドラマや旅番組では得られない感銘があります」。
●そんな佐伯さんが、"いま"の京都で出合い、忘れられないのは、画家・東郷青児の作品。
「調査の合間に入った古いカフェに、東郷画伯の絵がかけられていたんです。母が好きでしたから、すぐ目につきました。独特の、非現実的なまでに繊細な線に魅かれます」。
佐伯さんの卒業研究のテーマは「東郷青児と京都」を核にかたまりつつある。
●このように学生は学外調査を経験することで、「自称"なんでもあり学派"の私が驚くほど個性的なテーマを見つけてくる」と倉本教授が感心するような研究を進めていく。鋭い指摘を受け、徹夜で考え、でも、楽しみながら――。
































