
子どものたちの活動を提案する絵本5冊 紹介者:村中李衣(09/12/11)
紹介者:村中李衣(文学部教授:児童文学)
このたび、日本標準社から、「読み聞かせから活動へ!園での活動を提案する絵本シリーズ」として、『くつしたのはら』(環境)、『あおいでんしゃにのって』(表現)、『おしっこぴゅー』(健康)、『しばふでごろり』(言葉)、『だ~いすきなものパチリ!』(人間関係)の5冊の絵本を出版しました。『くつしたのはら』は、子ども学部創設時に、子ども学生と梅光幼稚園の園児が、コラボした記念すべき活動の絵本化ともいえます。
靴の上から靴下をはいて野山を散策し、あとで、その靴下を植木鉢に植えると、それぞれにそれぞれの靴下の芽が出る(ほんとは、靴下についてきた雑草の芽が出るんですけれど...)というお話。絵描きさんのこやまこいこさんも、ご自身がお嬢さんと「くつしたのはら」を体験して、そのどきどきわくわく感を愛らしい絵に表現してくださいました。
5冊の絵本には、いずれも、活動のめやすになるようにと通信がついているのですが、『くつしたのはら』の通信は、今年梅光幼稚園で子どもたちが体験した権現山くつした散歩の様子でまとめられています。なんといっても、子どもたちの植木鉢を取り囲んで芽の出る瞬間を待ちわびる表情がキュートです。
『しばふでごろり』は、下関の向山小学校5年生の子どもたちが授業でしばふに寝転んで生まれた詩をつなげて絵本にしたものです。
『だ~いすきなものパチリ!』は、横浜の盲学校の生徒たちが、カメラをもって、とびきりのシーンを、全身をアンテナにして見事に捉えたアルバム絵本です。
このシリーズをきっかけに、五領域をゆるやかにつなげて、日常の活動をより弾力のある、世界との交信の時間にしてもらえればうれしいなと、思っています。
































