
第九回 行草書法「超大字少字数作品の創作」 荒瀬 宏(長州)先生(2007/10/17)
担当者による授業紹介
日常、書けないけれども読める草書学習のまとめとして、75×75cmの画仙紙に一字を大きく創作する。紙の大きさに負けぬファイトと、体を大きく動かすことにより、自分の思いを吐き出すことを目指しています。
<授業のプロセス>
○文字の選定と草稿の完成
好みの文字2、3字、偏と旁からなる文字を選びます。選んだ文字の草書形を辞書で検索し、それを半紙2分の1に書き写しながら、字の中で立ち止まって考える箇所の発見に努めます。つぎに半切4分の1に大きく書き、等間隔・同方向を否定しながら新造字を模索します。絶えず文字の概形について意識しながら草稿を完成させます。
○ 実習
教室いっぱいにビニールシートを敷き、バケツの墨液を掬い取り、洗面器を副えながら、一気に体を動かします。このとき左足を一歩前にして膝を柔軟に使うことが大切です。出来た作品は新聞紙の上で乾かします。受講学生がお互いに助け合い、励ましあいながら取り組み、全員での相互評価の後、押印して作品を完成させます。
ここで昨年度書道課程卒業生の作品から3点と、指導教員の作品1点を披露します。
<翔>強靭なよじれ
<華>大胆な点と大きな動き
<舞>最終画の太味
<慈>指導教員(荒瀬)の作品。粗密の関係など独自な動き、奇抜な字形の創造などを楽しみましょう。
【授業データ】
書道課程 日文2年選択
評価方法:出席点、毎時の提出物、創作作品、折帖の整理
教授方法:
○古典の鑑賞と臨書
○展大臨書作品作り
○集字・創作
































