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第10回全国「高校文芸誌(及び文芸創作)」コンクール授賞式(11/08/29) 

 8月20日(土)、梅光学院大学にて第10回全国「高校文芸部誌(及び文芸創作)」コンクール授賞式が行われました。また、第10回を記念して、「文章は学べるか?」という演題で、本学客員教授 村田喜代子先生の講演会が行われました。本学文芸部は選考委員として関わり、式にも数名の部員が手伝いとして参加しました。

 午前中に行われた授賞式では、受賞者へ表彰状が渡され、選考委員長からの総評がありました。特別な回となった今回の応募作をどのように選考委員一同が受け止めたのか、真剣な面持ちで聞く高校生の姿が印象的でした。

        

 授賞式終了後、会場を移し、立食の形で交流会が行われました。選考委員長の村中李衣先生の司会で、受賞校の引率の先生方や高校生の皆さんのお話を聞けたことが、とてもよかったです。マイクをじっと見つめながらぽつぽつと語られたのは、部活としての文芸活動とはなにか。伝統や壁、プレッシャーを乗り越えたい気持ちと不安。なかには受賞したことで、一旦諦めた「書き続けること」をもう一度始めてみたい、と涙とともに語ってくれた高校生もいました。それだけ真摯に自分の作品と向き合っていたのでしょう。高校生の皆さんの言葉を聞いて、梅光学院大学の文芸部もまた新しい一歩を踏み出せればと思いました。

        

 午後の講演会は図書館ホールで、授賞式の参加者に加えて講演を聞きにいらっしゃった一般の方で満席の中、行われました。NHKBSで放映された「ブックレビュー 924号」村田喜代子先生の『縦横無尽の文章レッスン』紹介ビデオ上映に始まり、先生が大学の授業で最初に話されるという「読むことの大切さ」へと続きました。書くことは読むことでもあり、書く人は書くことで精一杯になるのではなく、読むことに忙しくならなければどうしようもないのだ、と。自分が感動せずに、人に感動を伝えることができるのか、と。用意してくださったプリントの作品を読み進めながら、読み方についても改めて考えさせられました。

 参加してくださった受賞者の方々を名残惜しくお見送りして、私たち文芸部も今回の役目を終えました。来年度からは新たに「全国文芸創作塾」という別の形で、書くことを志す高校生への支援を行うそうです。ぜひ何らかの形で関われたらと願っています。
(日本文学科2年  澤田瑞穂)

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