
ただいま留学中!(アイルランド編②)(10/01/14)
英米文学専攻 修士課程一年 末國和子
9月末にダブリンに到着して、前期3ヵ月間の学生生活と寮生活が終了し、一休みとなりました。この間、季節も秋から冬へと変化し、校庭の木々の葉もすっかり落ち、緑の芝生とのコントラストを醸し出しています。
寒がりの私は、日本から持っていった湯たんぽや使い捨てカイロをフル活用し、寒さ対策をしました。寒波が襲ってきた12月、寮の暖房施設が故障し、シャワーも使えず、ヒーターも作動せず、震えあがったときに、日本から持参したこれらの品が役に立ち、他の留学生にも喜んでもらえました。
しかし、その仲良くなった留学生ともクリスマス前には皆別れ別れになり、それぞれ家族の待つ国へと帰って行きました。
「ひとつ釜の飯を食べる」という言葉がありますが、この後から学生たちの距離もずっと近くなり、近所のスーパーに出かけて行くときも、「何か、必要なものがある?」という会話も聞かれるようになりました。
11月の感謝祭にはアメリカ人留学生の発案で、皆で材料費を出し合い、おいしいパンプキンパイや七面鳥などの料理をいただきました。その後も、ハンガリーのパプリカ料理や、オーストリアの焼き菓子など、おいしい食体験ができたのは、寮生活の賜物でした。
11月後半になると、ダブリン滞在の日数があと3週間、2週間とカウントダウンが始まるとともに、レポート提出の期限が迫ってきました。皆顔つきが変わってきて、何をトピックに書こうかと真剣に考え始めました。週末は思いっきり遊びたいし、勉強はしなければならない、というところですが、そこは、若い学生はみなメリハリが効いていて、もの凄い集中力でした。「よく学び、よく遊べ」といのは彼女たちのことを形容しているのではないかと思うほどでした。それに引きかえ、私はというと、すべてにおいてカメのような歩みで、「よく(体を)休め、よく眠れ」をモットーにしていました。それほど知力、体力、気力の差を感じていました。
そんな時、仲良くしていたハンガリーの学生は、私が疲れている顔をしていると、「おかずを冷蔵庫に作っておいたから、食べていいよ。」と気遣いを見せてくれ、非常に助けられました。年齢の倍以上も違う彼女たちですが、とてもいい友達関係ができました。
一人ずつ、ひと組ずつ帰国して行くのを見送るのはつらいものがあり、皆涙の別れでした。最初に見送られた人が一番幸せだね、と言った学生の言葉が印象的でした。
一月末から後期が始ります。体調を整え、寒さ対策をしながら後半の学生生活に臨みたいと思います。
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