
藤山一雄生誕120年小企画 「著書7冊を読む(2) 『住宅藝術』」(1926年)
会期:7月7日(火)~ 8月29日(土)
梅光学院大学博物館では、「藤山一雄文献等資料群」を2007年に受託して以来、その資料整理ならびに調査研究を行っています。今年は藤山先生生誕120年。膨大な資料のなかから、梅光女学院時代の著作を中心に、著書7冊を7回にわけてご紹介します。第2回は『住宅藝術』。『清貧饗盤抄』の姉妹編。
序文では「野趣帯びた生活様式と、古典を慕ふ生命観とに織りなされる「住」相につきあまたの記録」であり、「住宅設計に関する技術的な学問のみを書くのではないむしろ住相といふ形式を透して廣き意味の「住」の心持をのべようとする、私の生活芸術の一断面を表現する創作」と記されています。
また同本の装禎は、友人であり、後に美術コレクターとして知られる河村幸次郎氏によるもの。 藤山先生37歳の「その時」が伝わってきます。
【藤山一雄(ふじやま かずお)1889-1975】下関梅光女学院地理科教諭 旧満州国国立中央博物館副館長、山口県知事顧問・農山漁村生活改善新生運動推進者
山口県岩国市由宇町生まれ。東京帝国大学法科大学経済学部卒。1921年に初代学院長・廣津藤吉先生との親交がきっかけで、下関梅光女学院の地理科教諭として着任。1926年に退職。学院内では出版活動、建築、奉仕活動等に積極的に関わられる。






























