
日本文学科上代文学ゼミ・ゼミ旅行 「あをによし奈良のみやこは」(08/10/16)
日本文学科のゼミでは、文学作品の舞台や各地の文学館などを訪問したり、ゼミの学生同士や教員との親睦を深めるため、ゼミ旅行を行うことがあります。この秋、古都奈良を訪れた島田ゼミのゼミ旅行を紹介します。
奈良市街の西の京駅に降り立つと薬師寺の東塔・西塔が見えてくる。
薬師寺は、天武天皇が皇后(後の持統)の病気平癒を祈願して創建。平城京遷都の際に今の場所に移転され、さらに増築されたという。当時の建物で残っているのは東塔だけだ。三十余年前、大伽藍が再建された。金堂も大講堂も西塔もすべて極彩色の華麗な建物である。万葉の都の華やかさが偲ばれる。秋晴れの空の下、東塔には、透かし彫りの天人像(国宝)が軽やかに舞っていた。
島田ゼミでは、九月下旬、飛鳥・奈良へ史跡見学のためにゼミ旅行に出掛けた。春日野から東大寺へ。古い築地塀に囲まれた小路。〈玉木宏〉くん似の鹿に追いかけられたり、雨の飛鳥村では万葉人の日々の暮らしを想ったり。広大な草原と化した平城宮跡。昔天皇が政務を執り大礼を行われた、大極殿跡に立てば気分は...壮快。光明皇后がモデルかという法華寺十一面観音の豊満な美しさも忘れがたい。
みんな、ともかく歩いた。万葉人は、すこぶる健脚!ということを身をもって知ったのも収穫であった。ゼミ学生には万葉三昧の飛鳥・奈良の秋の三日間であった。
*奈良・飛鳥旅行、おすすめの書、『古寺巡礼』(和辻哲郎・岩波文庫)























