宗教講習会 2010


【春季】 メッセージ: 「君は愛される為生まれた」 森祐理さん【2007.6.13】

日 時: 2007年6月13日(水)13:25〜15:00
場 所: スタージェスホール
講 師: 森祐理さん

メッセージ: 「君は愛される為生まれた」

 森祐理さんをお招きして、本学学生を対象に賛美と証しを交えた宗教講演会が催されました。後方から歌を歌いながら入場された森さんは、ノリの良い学生たちと触れ合いながらステージに上られました。また、講演中幾度となくステージを降りて歌を歌われました。

 森さんは、NHKの歌のお姉さんになった経緯を話されました。手違いで教育テレビの理科教室のオーディションに行ったこと。「こおろぎを触れますか?」という質問に、できないので歌を歌わせてもらったこと。すると、別室のオーディションを紹介されて、念願の歌のお姉さんとして採用されたことなどです。

 歌のお姉さんとして、また劇団にも所属して、多忙で充実した日々を送っていた森さんに、思いもしない災難が降りかかりました。突然声が出なくなってしまったのです。仕事が出来なくなり、悶々とした日々を3ヶ月ほど過ごしている間、森さんは自分の醜さ、罪を感じて赦しの神様に向き合いました。それまで自分のために歌ってきた森さんは、もし次に歌えるようになった時は神様のために歌いたい、と決意しました。こうしてクリスチャン・シンガーとしての働きを始められました。

 折りしも阪神大震災が起こり、神戸大の4回生であった弟さんは、倒壊した家の下敷きになり亡くなられました。仲の良かった弟の死によって、心に穴が開いたようだったと森さんはおっしゃいました。しかし、丸太のように布にくるまれて無言の帰宅をした弟の死顔は、何かを語りかけているように見えました。「死は終わりではない。」森さんは天国でまた会える、という希望を確信しました。そして、神戸に行って歌い始めました。被災地を見舞うコンサートの始まりです。

 森さんは「幸せ運べるように」という神戸での歌を歌ってくださいました。また、「君は愛される為生まれた」を歌われ、命のある私たちにはやるべきことがあり、それぞれ自分にしかできない何かがあることを語られました。「神様は決して無駄な人間を創りません。」声と弟を失った森さんの言葉は、力強く私たちの心に響きました。今日も明日も神様は私たちと共におられるのです。参加した学生教職員一同、心動かされるコンサートでした。

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