リトリート 2010


サマーリトリート in 韓国 2006年9月 (報告)

  9月26日(火)〜30日(土)、恒例のサマリトリート(韓国)が行われました。訪問した場所は大邱と慶州です。大邱では姉妹校「啓明大学校」を訪問し、礼拝に出席したり、日本語学科の授業に参加することによって学生たちと交流したり、聖書の学びをすることができました。
   礼拝では、英語礼拝と毎週水曜日の夕方に行われている讃美礼拝に出ました。どちらも礼拝では学生たちが楽器を使って讃美歌を歌うのですが、その元気のよい声に梅光の学生たちは圧倒されたようです。また、学生たちが積極的に礼拝に出ている様子を見て、感激したと言っていました。
   授業では「奥の細道」を学んでいる授業と日本語の発音を練習している授業に参加しました。梅光の学生たちは、日本語科の学生の日本語が大変上手であることに驚いたようです。彼らは大学時代に全員が日本に留学をするのだということでした。また、どちらの授業でも、学生たちが意欲的に勉強をしている姿を見て、梅光の学生たちはよい刺激を受けたと思います。
   韓国滞在の最終日には、慶州に行き、「ナザレ園」を訪問しました。ここは韓国の人と結婚して海を渡り、その後年老いて身寄りがなく、生活に困った日本人女性たちのために、韓国のクリスチャンが建てた老人ホームです。ここに入っている人たちは、戦前・戦中・戦後の日韓の歴史に翻弄された人々と言っても過言ではないかと思います。現在は20名ほどの方が生活をしておられますが、その方たちとお話をしたり、日本の懐かしい歌を一緒に歌ったりしました。園長先生のお話によると、ここに入った方は必ずクリスチャンになるのだそうです。大変な苦労をなさったにもかかわらず、皆さんの明るい笑顔と元気な歌声は、学生たちの心に消えない灯りをともしたことでしょう。

学生の感想 「ナザレ園を訪問して」

 私がナザレ園でお話したおばあちゃんは、秋田県出身の83歳の方でした。おばあちゃんは、「ナザレ園で礼拝に参加して、同じような境遇の人と讃美歌を歌って楽しい。今はとても幸せです。」と言っておられました。そして、笑顔で「私はもう長くないけど、あなたも悔いの残らない人生を送って下さい」とおっしゃったことが心に残っています。一緒に讃美歌を歌った時も、日本の歌を歌う時も、話をしている時もずっと笑顔でした。そして、「よければまた、ゆっくり韓国に来て韓国のいい所をいっぱい見て、ナザレ園を訪ねて下さい。」と言って、私たちが帰る時に、最後の最後まで手をふって下さったのです。このおばあちゃんは、韓国という異国で辛い事もあっただろうけど、何事も一生懸命だったからこそ今は笑顔で毎日を送り、心から韓国が好きだと言えるのではないかと思いました。私はここをこの「ナザレ園」を訪問する前、おばあちゃんたちに少しでも若いエルギーを残して帰ろうと思っていましたが、逆に私に足りない「強さ」をこのおばあちゃんから分けて頂いた気がします。

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