春雷のステージ

ぴかっ!!ぴかっ!!どんどこど~ん!!どどどど~ん!!

ちょうど、幼稚園では登園の真っ只中、大きな、大きな、かみなりさまが、突然
轟き始めました。

年少さんのお部屋では…
「おかあさ~ん」と泣いていたお友だちも、遊んでいたお友だちも、朝の支度をしていたお友だちも、かちんかちんに固まり、窓の外を見上げています。
そうそう♪こんな時には…。

♪ささ、皆さん、ご案内します。これより、雷のショータイムで~す。

10人近い男の子、そして、紅一点の女の子。お客さんは揃いました。

ぴっか~~~~~~~~~~~~!!

どっか~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!ばりばりばり~。

うっひゃ~! 空が、やぶれそ~!!

もう、大変。空一面に、稲妻が走ります。まさに、電光石火!!
先生が、「すっご~い」「きれ~」と拍手すると、お友だちも、それは、「怖いもの」から「すごいもの」に変わりました。

友だちがいるから。先生がいるから。大丈夫。

 

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一緒に歓声を上げながら、「つぎのかみなりまだかなあ」と待ちわびる程に。

それから、光るたびに、音がするたびに、

ぴょんぴょん跳んで盛り上がり、拍手喝采♪

ひとしきり終わると、突然、ざざざ~っと雨が・・・。
まるで幕を引くかのように空から、まっすぐに降りてきました。

 

「もう、おわりだね」部屋に入ろうとすると、幕を降ろした空は、向こうから眩しいお日様が雲に透けて見え、とても神々しい景色でした。

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「神さま、すごい。ありがとう。」思わず先生がつぶやくと、小さな唇からも
「かみさま、ありがと♪」の言葉が。

今日は、とってもいい日になりそうだな…♪