とうとう?!

幼稚園近くの、医療機関へ、お花を届けに出掛けた時の事、

2人ずつ手を繋いでみんなで歩いていました。転ぶ01
すると…

ドテッ‼ いたっ!

1人の男の子が、転んでしまった。
瞬時に立ち上がったものの、顔は歪み、今にも泣き出しそう。
でも、『おれは、年長さん。』泣きません。
いや、泣けません。

『痛かったね。大丈夫?あれ?こんなに痛いのに、泣いてない‼強いね~。さすが。』と言うと

絆創膏01前を歩いていた男の子、
『おれなんかねえ、このまえ、すっごい、いたくこけて、ちがぶぁ~って でたけど、なかんやったんよ。』
すると、また違う方向から、
『おれなんか、前、ちがでたけど、ばんそこはらんで、がんばったんやけ』
と、いろいろな武勇伝が披露され、我こそは、1番の、勇者だと競い合いが続き、ネタが尽きた頃、

『おれの とうさんなんか、ほねがおれたけど、ぜ~んぜんっ、なかんやったんよ』
すると、まわりから、
『おぉお~』と、感嘆の声がもれ、今度は、おとうさん自慢が始まった。
中には、
『おれの かあさん、めっちゃつよいよ。』の声も

そして、とうとう…。

『おれのとうさん、このまえ、てがもげたけど、なかんやったんよ。』

もう、これ以上の話しは、もちろん、誰もなく、自慢大会は、幕を閉じた。

そうそう。
年少さんのクラスでは、

『飛行機に乗った事がある~。』
『わたしも~。』
『一回乗った。』
から始まり、なんと、千回。一万回と乗った回数は競り上がり、とうとう、
『おれ、ラクダに乗った‼』に移行し、最後は、
とうとう、
サイ01『わたしなんかねぇ、
…。ええとぉ、サイに乗ったんよ』

あっ‼
とうとう乗っちゃった~。サイに~。

サイごは、みんなで、大笑い(o^^o)