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〜 まことの光 〜

「まことの光が輝いているからです。」(ヨハネの手紙2-8 

「梅雨の合間に・・・」と文章を書き始めて、「あれ?今年はまだ梅雨入りしていなかったような・・・」と、ふと思うような空模様です。暑い日が続き、雨の大切さも思いつつ、やはりこの時期は、雲の間から降り注ぐ光に、ほっと明るい気持ちになりますね。

園庭では、子ども達がいろいろな工夫をしながら、楽しく元気に鉄棒・すべり台・ブランコ・砂場・竹馬・虫探し。私が園庭に出て行くと「園長先生。見て!見て!」とたくさんの子どもが自分のチャレンジを見せてくれます。面白いほどどの子も「見て!見て!」という声をかけてくれます。

幼児期の子ども達は、見守られ、認められることで安心感・満足感・自己肯定感が満たされ、次のチャレンジへのエネルギーが湧いてくるのでしょう。

そんな中、最近のこの暑さもあり、水遊びをする子ども達も増えてきて、水と戯れる元気な声が響いています。子ども達にとって水と土は魔法の遊び道具です。砂場の土を水でこねたら美味しそうなお団子になります。コップに入れた泥水は美味しいクリームソーダです。様々なアイデアが飛び出してきて遊びが豊かになります。中には、裸足になって土のザラザラした感触と水の冷たさを楽しんでいる子もいます。

こんな風に園庭でたいへん元気に賑やかに過ごしている子ども達ですが、心を鎮めて静かに目に見えない大切なものと向き合う姿も見られます。

ある日、私は子ども達の部屋に入ろうとドアに手をかけましたが、部屋の中の子ども達の様子に気づいてドアから手を離して、廊下からそっと様子を見ることにしました。ちょうど子ども達がお祈りを始めようとする瞬間だったのです。先生の奏楽、お祈り、アーメンの短いといえば短い時間ですが、子ども達はそれぞれに心をしっかりと祈りに向けているようでした。お祈りが終わり、子ども達の楽しそうなおしゃべりが聞こえてきたのを確かめてドアを開けました。「おはようございます」という元気な挨拶をたくさんもらいました。

私は、この祈りの時間の子ども達の姿に、まさに「まことの光」に包まれている瞬間を感じることができました。とても清々しく思いました。

考えてみると、子ども達は太陽の光に包まれて元気に遊んでいますが、その瞬間も、太陽の光ではない、目には見えないけれども「まことの光」が子ども達を包んでいるのでしょう。

園長 松永 章(まつなが あきら)